第3回高校生デザイネージコンテスト

開催報告



高校生23名にご参加いただき,盛況のうちに終了いたしました。当日発表された課題に対して,9チームがそれぞれ独創的なアイディアを盛り込んだ作品を完成させました。
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参加された皆さん

ピクトグラム部門
玉川聖学院高等部1名,神奈川県立藤沢総合高校1名,立正大学付属立正高校1名,横浜創英高校1名,クラーク記念国際高校1名,神奈川県立相原高校2名
プログラミング部門
桐蔭学園高校1名,横浜市立横浜商業高校1名,神奈川県立菅高校1名,柏木学園高校1名,昭和女子大学附属昭和高校1名,神奈川県立岸根高校1名,東京女子学園高校1名,埼玉県立浦和工業高校1名,茨城県立水戸工業高校6名,神奈川県立横浜清陵高校2名

課題
「幼児のための楽しい標識」
5~6歳の幼児が楽しみながら注意事項を理解するためのサイネージをデザインしよう!
ピクトグラム部門
文字を十分に理解できない幼児に,日常生活のルールを学んでもらう案内・注意・禁止に関する3種類の標識を作成する。
プログラミング部門
5~6歳の園児が楽しみながら幼稚園でのルールを学べるような電子看板を作成する。Kinectで検知した動作により変化する動的な看板とする。

ピクトグラム部門結果
最優秀賞
チーム「RSF♡」

富川綾さん(神奈川県立藤沢総合高校)
渡辺未来さん(立正大学付属立正高校)
窪野清華さん(横浜創英高校)
優秀賞
チーム「五十嵐トリオ」

五十嵐奏葉さん(玉川聖学院高等部)
敢闘賞
チーム「UUMM(生む)」

永原和真君(クラーク記念国際高校)
足立亮平君(神奈川県立相原高校)
廣瀬大也君(神奈川県立相原高校)
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プログラミング部門結果
最優秀賞
チーム「水工B」

木村圭吾君(茨城県立水戸工業高校)
齋藤晶君(茨城県立水戸工業高校)
小野瀬怜皇君(茨城県立水戸工業高校)
インタフェース賞
チーム「水工A」

秋山隆太君(茨城県立水戸工業高校)
七字烈君(茨城県立水戸工業高校)
清水拓海君(茨城県立水戸工業高校)
デザイン賞
チーム「ポン酢」

秋本剛君(神奈川県立岸根高校)
谷川綺更さん(東京女子学園高校)
上田達也君(埼玉県立浦和工業高校)
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スナップ

なんと第1回から毎回参加しているベテランの五十嵐さん。まずはピクトグラムの基本を参考書でおさらいします。

箸が転んでもおかしい年頃の女子高生。アイディア出しの段階から楽しんでいます。

初めて使うIllustratorに少し手こずりました。わからないところは教員から教わります。

プログラミング部門では,クライアント役の教員からの情報収集も大切です。

技術面に関しては,ソフトウェア開発会社の上司役である教員に相談します。

ペアプログラミングで効率よく作業を進めます。

Myキーボード&Myマウス持参で作業環境はばっちり。コンパイルするときはドキドキするね。

演劇部での経験を活かして,子供たちが楽しめるようなオリジナル音声を吹き込みます。

高校1年からプログラミングを学んでいる技術者集団。アイディアをうまく実現できるかな?

立たされているわけではありません。動作チェックです。

「右手が頭より上に来たときに動くようにするんだから…」

発表会前の最終動作チェックは念入りに。

いよいよ発表会が始まりました。都市大の学生が見学に来ました。

社会メディア学科の教授も見学に来ました。コンセプトが正しく伝わったかな?

メディア情報学部の学部長も見学に来ました。コメントに聞き入ります。

そしてなんと都市大の学長も!高校生,バリバリ緊張してます。

幼稚園生だけでなく,情報システム学科の教授も楽しめるシステムになったようです。

幼稚園生の身長に合わせて設計したので,背が高い人は椅子に座って試します。

ちゃんと動くかどうか,心配な面持ちで画面を見つめます。

「あ,この先生は何やら記入用紙を持っているから審査員かも…」

発表会終盤になると,達成感で笑顔もこぼれます。

ピクトグラム部門最優秀賞のチーム「RSF♡」は,4歳の男の子を対象に実証実験をした点が評価されました。

プログラミング部門最優秀賞のチーム「水工B」は,複数の動作をうまくつなぎ合わせた高い技術力が評価されました。

ピクトグラム部門の参加者&教員で記念写真。この後みんなでランチを食べました。

協力
株式会社 山星製作所