第5回高校生デザイネージコンテスト

開催報告



高校生25名にご参加いただき,盛況のうちに終了いたしました。当日発表された課題に対して,10チームがそれぞれ独創的なアイディアを盛り込んだ作品を完成させました。
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参加された皆さん

ピクトグラム部門
立正大学付属立正高校,神奈川県立新城高校,N高校,和光高校,捜真女学校高等学部,神奈川県立鶴見高校,関東学院高校,横浜清風高校,大成高校各1名
プログラミング部門
神奈川県立湘南台高校,山脇学園高校,相模女子大学高等部,横浜高校,田園調布雙葉高校,神奈川県立元石川高校,城北埼玉高校,平塚学園高校,三田国際学園高校,クラーク記念国際高校,東京都立大泉桜高校,國學院大學栃木高校,神奈川県立深沢高校,埼玉県立久喜工業高校,正則学園高校,東洋大学京北高校,神奈川県立神奈川工業高校各1名

課題
「日本の気候の特徴を紹介する看板」
日本を訪れた外国の人に,訪問した時期・場所の気候の特徴を紹介するサイネージをデザインしよう!
ピクトグラム部門
日本を訪れた外国の人に,訪問した時期・場所の気候の特徴を紹介するような案内・注意・禁止に関する3種類の標識を作成する。
プログラミング部門
日本を訪れた外国の人に,訪問した時期・場所の気候の特徴を紹介するような電子看板を作成する。Kinectで検知した動作により変化する動的な看板とする。

ピクトグラム部門結果
最優秀賞
チーム「Bass」

海帆柚菜さん(神奈川県立新城高校)
新井麻文さん(捜真女学校高等学部)

課題に的確にこたえようとしたデザインであること,ピクトグラムに対する理解度,プレゼンテーションの完成度,いずれも高く評価されました。
優秀賞
チーム「高2」

小嶋裕太郎君(立正大学付属立正高校)
横濱展也君(N高校)

富士山という場所と気候の特徴をうまく関連づけてまとまりのあるデザインとプレゼンテーションに仕上げられていた点が評価されました。
敢闘賞
チーム「ピクグラチーム」

須藤圭一君(和光高校)
菅野理央君(関東学院高校)

日本を訪れる外国人旅行客の関心や,日本の気候への理解の度合いを調べあげ,それらをデザインにまとめた点が評価されました。
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プログラミング部門結果
最優秀賞
チーム「Pretender」

大橋拓馬君(平塚学園高校)
薄倉雅治君(神奈川県立深沢高校)
伊東良太朗君(正則学園高校)

情報を知りたい地方のところにカーソルを移動させ,手を開くとその情報が表示される,というアイディアと完成度の高さが評価されました。
インタフェース賞
チーム「暑さに負けるな!」

トーマス大翔君(横浜高校)
上山哲太君(神奈川県立元石川高校)
辨野巧君(クラーク記念国際高校)

遠くに映る人に反応して誤動作を起こさないように,一定の距離にいるユーザに対してのみ反応させる,という実用的なインタフェースが評価されました。
デザイン賞
チーム「三兄弟」

杉本龍威君(神奈川県立湘南台高校)
南方将君(東洋大学京北高校)
鈴木輝君(神奈川県立神奈川工業高校)

レインコートや麦わら帽子がユーザの身体に合わせて表示され,ピクトグラムも併載されるという高いデザイン性が評価されました。
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スナップ

まずは開会式で課題発表。「どんなピクトグラム/電子看板を作ろうかなー」という思考が始まっているのがみんなの表情からわかります。

ピクトグラム部門では,ピクトグラムの基本を学んだ後,Illustratorでの作画の練習として,図形の組合せとパスファインダでトイレマークを作ってみます。

図書館で学生に一番人気の通称「ファミレス席」は,秘密基地みたいでわくわくしますね。

インターネットで情報を収集しながらアイディアを練ります。

ホワイトボードも上手に使ってブレーンストーミング。

ファミレス席の横のオープンスペースでは開放的な気分で作業が進められます。

プログラミング部門では,Kinectのプログラミングを学ぶところから始めます。先生が丁寧に指導してくれます。

知り合ったばかりでも和気あいあいと話し合いが進みます。

幼なじみの2人は息もぴったりでしたね。

動作確認は楽しくて,動いても動かなくても自然と笑みがこぼれます。

あっちでも,こっちでも,動作確認!思い通りに動くかな?

作業の様子を見学しにいらした先生に試してもらいます。

ピクトグラム部門のプレゼンでは,作品に加えてスライドも使って説明します。直前の最終チェックは念入りに!

オープンキャンパスに来場したご父兄も見に来てくれました。練習通りに話せるかな?

プログラミング部門のプレゼンは,実演と口頭のみで行います。まずは使ってもらうところから。

自分たちの意図を伝えると,先生からはさまざまなコメントがもらえます。

2年前のデザイネージコンテストに参加した先輩が見に来てくれました。先生よりコメントが厳しかったり???

オープンキャンパスに来場したご父兄にも電子看板を試していただきました。

プレゼン終了後は達成感でこの笑顔!作業を楽しめたかな?得るものはたくさんあったかな?

閉会式では参加賞と最優秀賞の賞品「魔法の蜘蛛」が紹介されます。今年の参加賞は,昨年のものと違うんですって!

やったー!「魔法の蜘蛛」ゲット!

協力
株式会社 山星製作所