環境情報学部同窓会『楷の木会』の設立準備について

2005/12/15
横浜キャンパス 鈴木 照海 学生・就職センター課長

環境情報学部は平成9年4 月に環境情報学科の第一期生を迎え、来年、平成18年4月には第十期生を迎えることになります。この間、平成14年4月には環境情報学部の第二学科となる情報メディア学科が増設され、また平成13年4月に大学院環境情報学研究科修士課程が、さらに本年4月には博士後期課程が開設されました。そして今年度、情報メディア学科も完成年度を迎え、明年3月には第一期生が卒業となり、学部・大学院を含め、1600名を超える卒業生を輩出することになります。

さて、環境情報学部の同窓会設立については、第一期生が卒業する際、卒業パーティーの場においても話題となり、然るべき時期には同窓会を設立したい旨、謝恩会実行委員から提案され賛同を得ていました。以来、各年度の卒業パーティー実行委員のメンバーを中心に設立に向けたミーティングを重ね、昨年の横浜祭の折に会則原案を策定し、本年6月の横浜祭に再度集合し、会則案を纏めました。その際、会の名称を「楷の木会」とし、そのほか、暫定の会長・理事等の役員を決め、さらに正式設立に向けての今後のスケジュールを確認し合いました。

【設立までのスケジュール】
17年 6月    会則案決定、暫定役員決定
17年11月    同窓会ホームページ作成
17年12月    会員(全卒業生)向けに設立の経緯、会則案の告知、設立総会等の案内送付

18年 1月〜3月 設立同意の纏めと会員名簿の取り纏め
18年 4月    設立総会準備開始
18年 6月 3日 設立総会

これまでの環境情報学部の同窓会設立の要請はありましたが、大きな問題点として、卒業生全員が若く、社会人になりたての身でもあり、本部事務を担当できる人間がいないことがネックとなっていました。そのため、特定の卒業生に大きな負担をかけることなく、会務を円滑に運営できる方策を、時間をかけて検討し、模索した結果、それは、横浜キャンパスの情報インフラを使用させていただき、ホームページを介して運営することでした。幸いにも、本学部の卒業生にとっては、在学中のキャンパスライフそのものがインターネット抜きでは成立しないものでありましたので、決して違和感のあるものではないと思います。

「楷の木会」は、卒業生を正会員とし、在校生を学生会員として、その構成員に在校生をも取り込んだ組織としています。在校生の組織としては、これまでの環境情報学科研究会(現・環境情報学科学生会)に加え、本年四月には情報メディア学科学生会も組織され、両学科学生会は連動して運営されています。このたびの「楷の木会」の設立に関しては彼らの協力に負うところが多く、卒業生の代表者と在校生である両学科学生会は相互に連絡を密にして、両学科学生会が少なからず協力することを約束してその具体化計画が加速したということです。

今後、前述の設立までのスケジュールに則り、親組織としての武蔵工業会のご指導も仰ぎながら、正式設立に向けて関係者一同準備を進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。