ガイドブックの地図ではグリッドを地図上に表示することで、目的地の位置を伝えることが多い。本研究では、その代替として地図上にオブジェクトを表示する手法を提案する。有効性検証用システムを開発し、2つの表示を用いて二人が相互に目的地を伝達する時間を計測した結果、カラーのオブジェクトを均等配置した場合が最速で目的地を伝えること ができた。被験者の意見から、提案手法で目線移動の少なさが長所と考えられる。