ここ数年,安価なVR装置が市場に出てきており,それらを組み合わせることで手軽にバーチャル体験システムを構築することが可能となってきた.我々は,歩行者が障害物を認知したときの動作情報を獲得するために簡易的なMR装置の利用を検討してきた.その検討結果について報告する。