ACTIVITY DETAILS
◯3月11日(日) IoTカフェ開催
二子玉川にある東京都市大学夢キャンパスで本学横浜キャンパスが進める「科学コミュニケーション・プロジェクト」の一環で「IoTカフェ」を開催いたしました。小学生から高齢者までが参加し、実際にPCとNode-REDを使ってArduinoからLEDなどを制御してIoTを体験しました。そしてワークショップの最後に自分が欲しいIoTサービスを参加者一人ずつが考えてプレゼンしました。
参加者のIoTサービスはとてもユニークなものが多く、アイデアに驚かされました。
◯8月20日(日) サイエンスカフェ「野菜とわたし-地産地消を科学しよう!ー」を開催
このカフェは、科学コミュニケーション・プロジェクトの学生メンバーが運営・司会し、小学5年生から社会人の方まで約20名が参加しました。
栄養価の変化やフードマイレージ、ヒートアイランド緩和の影響などの科学的な根拠の観点や、生産者側の視点など、多面的な話題をもとに、地産地消のメリットだけではなく、その限界や課題も共有した上で、一人ひとりが「選択肢を広げる」ことを目標に意見交換しました。
ゲスト講師・アドバイザとして、日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエプロで、横浜市認定のはまふぅどコンシェルジュ、はまキッチン代表などもなさっている田部井美佳氏に参加いただき、ミニ講演を行ったほか、学生からの調査レポート、野菜好き嫌いランキングクイズや、まだまだ無関心な人も多い地産地消をもっと知ってもらうには?というアイデアソンも実施、チームに分かれてワークショップを行った上で、最後に各チームからのアイデアを発表し、全員の投票で優秀アイデアチームを選出しました。
休憩時間には、糖度計を使った野菜やフルーツ、ジュースなどの糖度測定体験も行い、とても充実したワークショップになりました。参加者のみなさま、どうもありがとうございました!
◯8月5日(土),6日(日) Maker Faire Tokyo 2017 小池研究室がマグボットのブースを出展
ブースに来ていただいた、たくさんの方たちの話に耳を傾けました。
これまでと異なるのは、昨年マグボットの本が出版されたことで、「マグボットを作った」「マグボットの本を読んだ」「マグボットを作ってみたい」という方たちがたくさん来て下さったことです。マグボットの広がりを感じました。
ブースでは、マグボットに関心のある教育機関、医療機関、企業の方達ともお話しすることができました。今後の展開が楽しみです。
◯8月2日(水) 東京都市大学 科学体験教室開催
科学コミュニケーション・プロジェクトとしての出店は以下6つです。
・メディア情報学部情報システム学科学生会(カードでカーロボットを動かそう!)
・咸研究室(水の浄化実験)
・小池研究室(おしゃべりロボットマグボットを動かそう)
・大谷研究室×岡部研究室(人工知能とコラボで作曲してみよう!)
・メディア情報学部社会メディア学科学生会(行こう!ハコの中の世界へ)
・中村研究室(新感覚!?手乗りウォーターを作ろう!)
どの展示も来訪者としっかりコミュニケーションでき、楽しんでもらえたと思います。
そして子どもたちのパワーとエネルギーに圧倒された一日でした・・・。
◯7月16日(日) 東京都市大学 夢キャンパス ベジ・カフェ開催
横浜キャンパスが進める科学コミュニケーション・プロジェクトの一環として、東京都市大学のサテライトキャンパスの夢キャンパスで「ベジ・カフェ」を開催しました。小学生とその保護者の方達が60名以上参加されました。
「ベジ・カフェ」では、ペットボトルを使った簡単な水耕栽培キットを作り、タネ植えもしました。また、液体肥料を太陽光から守るための「遮光ケース」をカラーダンボールを使って作りました。
参加者の方達は家に水耕栽培キットを持ち帰ってこれから野菜の水耕栽培に挑戦します。
◯6月18日(日) 科学技術館見学
皇居近くにある科学技術館に総勢30人で見学に行ってきました。1964年からという歴史のある館です。
それぞれの観点から面白いと感じるところが違ったようで、見学レポートが楽しみです。ちょうど理研DAYで、理研のトップ研究者との対話セッションもあり、終了後にコーディネータの方とサイエンスコミュニケーションについて、いろいろお話できました。
◯11月19日(日) ネコサポステーション 水耕栽培のワークショップ開催
前回と場所は同じく、多摩市永山にあるヤマトホールディングスが運営しているコミュニティスペース「ネコサポステーション」で水耕栽培のワークショップを高齢者の皆さまと開催しました。
皆さまとてもお元気で、ペットボトルで作った水耕栽培ベースの遮光カバーを作りました。スポンジにタネ植えも行い、家に帰ってから液体肥料を使ってすぐに水耕栽培を始めることができます。
小池研究室にとっては、Social Agriプロジェクトの初の地域活動でした。今後も地域で水耕栽培を軸としたコミュニティづくりを行っていきます。
◯11月25日(土) サイエンスアゴラ2017見学
サイエンスアゴラ2017(テレコムセンター)に見学に行ってきました。
著名な研究所を初めとして、大学、高校、中学、市民グループなど多様な出展者による科学コミュニケーションの試みをたくさん体験できました。
来場者も小さなお子さん連れの家族から、中高生、大学生、社会人、研究者など、さまざまです。具体物のある展示には多くの人が惹きつけられますが、深い理解はやはりコミュニケーションあってこそ、ということを実感しました。
本学メディア情報学部の大谷先生も、脳波で感情を測定し、気分にあった楽曲を自動生成するシステムのブースで出展されていました!
◯12月20日(土) 公開勉強会
本勉強会に出席された並木先生から、海外と日本の動物園の認識が大きく異なること、「癒やし」や「可愛さ」を求める来園者の多い日本の動物園で、でも少しずつ自然環境や種の保全を伝える科学コミュニケーションの動きが生まれていることを伺いました。
ここでも求められる「科学コミュニケーション」。お話を伺って対象領域の広がりを改めて認識しました。また、過去3年の本学の科学コミュニケーションの歩みや学生の取り組み発表、インフォグラフィックスの展示なども行われました。
◯8月27日(日) ネコサポステーション マグボットのワークショップ開催
多摩市永山にあるヤマトホールディングスが運営しているコミュニティスペース「ネコサポステーション」でマグボットのワークショップを開催しました。マグボットをSCRATCHをカスタマイズしたソフトMADを使ってプログラムをしました。親子でマグボットを動かしました。
ネコサポステーションでは、地域で宅急便の配送、受け取りができたり、買い物、家事代行などを行なっています。多くのイベントを開催していますが、この場所に地域の賑わいを作り出すことが目的で、その一環としてマグボットのワークショップを開催されました。
◯12月~1月 3キャンパス巡回「バードカフェ」開催報告展示実施
2016年12月から2017年1月にかけて、東京都市大学の3キャンパスの図書館(横浜、等々力、世田谷)で2016年10月に実施した「バード・カフェ」の巡回展示を行いました。
プロジェクト学生のほか、各キャンパスの図書館のスタッフの皆さまにも展示にご協力頂きました。
ポスターでの説明展示のほか、ソーシャルロボットの「マグボット」が解説を担当しました。
マグボットの生みの親、小池先生もスケジュールを縫って設営に来て頂き、スタッフの皆さんにマグボットの取り扱いの説明をしてくれました。皆さま、ご協力ありがとうございました。
各キャンパスの学生の皆さんにより広く活動を知ってもらうよい機会になりました。
◯12月23日(金) サイエンスカフェ「ロボット・カフェ」開催
「ロボット・カフェ」では、東京都市大学メディア情報学部小池研究室が開発しているソーシャルロボット「マグボット」を中心に、小池教授の講演や、マグボットを実際に動かすことなど多様な形でロボットについて考える機会を生み出しました。
本年は国内で初めて、ソーシャルロボットとプログラミング言語Scratch(スクラッチ)とを結びつけた高校の情報の授業が行われました。この先進的な取り組みは小池研究室の協力のもとで東京都市大学の付属高校である等々力高校の正規授業で実施されました。
等々力高校の生徒のプレゼンや、マグボット制作ワークショップも実施され、保護者と一緒に参加した5歳の子どもから、ご年配の方まで参加者10名が学生サポーターらの支援を受けて、テキストを見ながら自作。みごと全員、マグボットを完成し動作させることができました。
この他にも、自分でマグボットを操作できるコーナーや、マグボットを応用した取り組みを行っている宮城教育大学門田研究室やファブラボ関内のメンバー、さらにマグボットを小学4年生の時に知って夢中になり、自作・アレンジして「たけのこット」と命名、自分でプログラミングしたゲームで遊べるようにしたという小学6年生ユーザも出展してくれました。
◯12月4日(日) 国立科学博物館見学
各キャンパスから参加を募っての科学館・博物館見学会の第3回になります。
科学コミュニケーション・プロジェクト特別展の「ラスコー展」と常設展を合わせて見学しましたが、さすが国内一の規模で、とても一日ではすべてを見きれない広さです。
参加者はそれぞれの観点をもって見学を進め、成果は見学ルポで紹介して貰いました。
◯10月〜12月「TCU FabCafe」(東京都市大学・ファブカフェ)開催
10月から12月にかけて、東京都市大学横浜キャンパス3号館2階学生ホールにおいて「TCU FabCafe」を開催しました。
3Dプリンターやカッティングマシン、レジンでアクセサリーが作れるようなイベントを学生ホールで週2回実施しました。
FabCafeは誰でもふらっと立ち寄って、機材を使って自分の作りたいものを自由につくることができるスペースです。
放課後に開催したので、授業や研究室の枠を越えた学生が集まり、このような工作は初めてという人もたくさん参加しました。
◯11月30日(水) 科学コミュニケーションプロジェクトによる講演・勉強会開催
東京都市大学横浜キャンパス・プレゼンテーションラボで、本学の科学コミュニケーションプロジェクトの参加学生を中心に、これまでの取組の成果報告、およびゲスト講師をお招きした講演会を開催しました。
まずはプロジェクト参加学生からの報告で、今年複数回に渡って実施中のサイエンスカフェやインフォグラフィックス展示についてそれぞれの担当グループから成果が発表され、実践から得られた「伝える」重要性や難しさについての考察が紹介されました。
また第二部では、ゲストとして、本学にも学芸員コースの授業でご出講頂いている安曽潤子先生をお招きし、ご自身の経験や学生の取り組みへの講評も交えて、科学コミュニケーションの意義や情報発信で「伝わる」ためのポイント、博物館への見学のコツなどをご講義頂きました。
安曽先生はこれまでに内外の博物館でご経験を積み、日本科学未来館の科学コミュニケータも歴任、本学では学芸員資格取得に関連した講義を教えて頂いています。安曽先生のご講演は、それ自体も双方向の科学コミュニケーション・スタイルで、頭だけでなく手も動かしながら、時折笑い声もあがる楽しいワークショップになりました。
◯10月16日(水) サイエンスカフェ「バード・カフェ〜鳥のかたち〜」開催
東京都市大学の鳥研究の専門家である環境部環境創生学科の北村亘専任講師、美術の専門家である人間科学部児童学科の山藤仁准教授、情報デザインの専門家であるメディア情報学部社会メディア学科の小池星多教授の協力によって実現しました。当日は一般公募の小学生から大人までの24名が参加し、また環境創生学科、児童学科、社会メディア学科の学生もこのワークショップをサポートしました。
午前中は、3人の教員がそれぞれ生物学、美術、情報デザインの観点から講義を行いました。午後は、はじめに山藤准教授によって鳥を透明なシートにアクリル絵具で描いて、完成したものを窓に貼り付けて描いた鳥が飛んでいるような姿にして展示、次に、小池教授によって3Dプリンターと針金でスズメの骨格を再現したフレームを使用して、骨格を意識しながらフレームに紙粘土を盛り付けてスズメを造形し、さらに着色することを行いました。
今回は、学部を横断して本学の多彩な分野の教員が集まることで、単に研究者の講義を受けるだけではなく、参加者が鳥を描いたり、造形するような表現を行うことを通して科学的知識を理解するという、非常にユニークな科学コミュニケーションのワークショップが実現しました。
◯8月21日(日) サイエンスカフェ「+AI(プラス・エイアイ)カフェ」開催
人工知能の発展で、未来の仕事はどうなっていくのかを考えるワークショップです。学生が中心になって企画・運営し、定員を上回る参加者にご応募頂きました。
ゲスト研究者(本学OBでもある、湘南工科大学の三川健太先生)による人工知能の基礎知識の解説を聞いたり、6つのグループに分かれて職業ランキングクイズに挑戦したりして和やかな雰囲気になったところで、これからの仕事が人工知能の発展とともにどのように変貌するのか考えるアイデアソンを実施しました。グループ・ディスカッションが白熱して予定時間を少々オーバーするほどでしたが、中・高・大学生から社会人まで、普段と違う年齢層の相手と話し合う、良い場づくりになったのではないかと思います。
最後に各チームからのアイデアを発表し、全員の投票で優秀作を選出しました。なお最優秀作のアイデアはイラストレータに依頼して、ビジュアル化してもらいました。
その他にも、関連展示として、メディア情報学部社会メディア学科の小池星多先生によるソーシャルロボット「マグボット」の解説展示や、関連書籍の展示も行いました。いずれも多くの参加者が足を止めていました。
◯8月3日(水)「東京都市大学 科学体験教室」へのプロジェクト出展
科学コミュニケーションプロジェクトとして4研究室共同展示を行いました。
・メディア情報学部 情報システム学科 小倉研究室「カードでロボット掃除機プログラミング」
・メディア情報学部 社会メディア学科 小池研究室「おしゃべりロボットマグボットを動かそう:ロボットをSCRATCHでプログラミング」
・メディア情報学部 社会メディア学科 中村研究室
「きみの手でぬり絵に命を吹きこもう!:拡張現実(AR)体験で情報技術をもっと身近に!」
・環境学部 環境創生学科 咸研究室
「水の浄化実験汚れた水がきれいな水に!」
◯6月29日(水) 日本科学未来館見学
東京都市大学と連携協定を結んでいる日本科学未来館において、同館の科学コミュニケータの方々のご協力を得て、東京都市大学「科学コミュニケーション」プロジェクトの学生たちが見学・研修を行いました。
同館が2016年4月20日に大幅リニューアルを行ったのを機会に、科学コミュニケーションに関心のある都市大の横浜・世田谷キャンパスの2年生から4年生、計約30名とともに見学・研修に行ってきました。
自由見学の後、リニューアルを担当した科学コミュニケータの方々との見学ツアー、さらに展示見学後に解説・質疑が行われました。学生たちからも科学コミュニケータの方の解説とともに展示をもう一度見ると、驚くほど多くのことが新たに見えてくる、という声が上がりました。見学・研修の成果は各自にレポートにまとめてもらいました。
◯6月12日(土),13日(日) 東京都市大学 横浜祭への出展
科学コミュニケーション・プロジェクトとの関連展示として、東京都市大学横浜キャンパスでの学園祭、「横浜祭」で展示を行いました。
プロジェクトの概要紹介のほか、「科学コミュニケーションをテーマにしたインフォグラフィックス(小池研究室)」を展示し、来場者との間に多くのコミュニケーションが生まれたり、身近な情報機器であるスマートフォンに内蔵された多様なセンサーや処理機能を活用するアプリを通して、テクノロジーとしてのスマートフォンについて理解を深めてもらう「サイエンスカフェ スマホの不思議(中村研究室)」などの展示を行いました。
◯4月〜7月「インフォグラフィックスデザイン演習」の授業における制作
メディア情報学部の授業「インフォグラフィックスデザイン演習」において、科学コミュニケーションをテーマにしたインフォグラフィックスを2年生約40名が制作しました。
◯11月21日(土) 日本科学未来館見学
学生が科学コミュニケーションの現場を観察するというテーマで参加者を公募し、まずは本学と連携協定を結んでいる日本科学未来館を訪問、見学しました。
科学コミュニケーションを意識して見学することで、まずは子供の頃からの科学館・博物館イメージを振り返り、それと対比する形で科学コミュニケーションについて考えてもらいました。
◯8月5日(水)「東京都市大学 科学体験教室」への出展
次年度に向けたテストケースとして、有志の研究室で科学コミュニケーションを意識した出展を行いました。
◯7月21日(水) シンポジウム「東京都市大学発の科学コミュニケーションを創る」開催
東京都市大学 横浜キャンパス3号館2階32A教室において、科学コミュニケーション・プロジェクトのキックオフシンポジウムを開催しました。
シンポジウムは,メディア情報学部 中村雅子学部長による開会挨拶・プロジェクト提案趣旨説明に続いて、下記の各講演と総合討論(司会:メディア情報学部 社会メディア学科 李洪千 准教授)が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
「科学コミュニケーションとは何か」大塚善樹 環境学部環境マネジメント学科教授
「市民との協働による環境監視活動~その15年間の軌跡」池田こみち環境総合研究所 顧問
「小池研究室のインフォグラフィックスへの取り組み」小池星多 メディア情報学部社会メディア学科 教授
また会場近くの学生ホールでは、メディア情報学部 社会メディア学科小池研究室(小池星多教授)の学生が制作した「科学コミュニケーションのためのインフォグラフィックス」の展示も行われました。
◯科学コミュニケーションプログラムシンポジウム
会場:東京都市大学 横浜キャンパス 3号館2階32A教室
・「科学コミュニケーションとは何か」
大塚善樹 東京都市大学環境学部環境マネジメント学科教授
・「市民との協働による環境監視活動〜その15年間の軌跡」
池田こみち 環境総合研究所
・「小池研究室のインフォグラフィックスへの取り組み」
小池星多 東京都市大学メディア情報学部社会メディア学科教授
◯室山哲也氏:東京都市大学特任教授 NHK 科学・環境番組部 専任ディレクターにヒアリング
<2017年度>
<2016年度>
<2015年度>
※各年度の他の活動については左の□に触れて下さい