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10.人間は、配慮は充分行ったとホタルたちを追い払おうとしますが、ホタルたちが帰ろうとしないので、スプレーを持ち出して追い払おうとします。
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11.そこに、開発の噂を聞きつけてやってきた自然の保全団体の人間が現れ、弱いものを苛めるのはやめるように言います。その新しくやってきた人間に、ゲンジボタルは再度“すみか”をつくってくれるようお願いすると、保全団体の人間はちゃんと考えることを約束します。
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12.一度ホタルたちを帰した後、事業者と保全団体の人間たちは話し合いを始めます。両者はホタルの“すみか”を代償することを決め、自然復元などの作業や管理は保全団体が行い、費用は事業者が出すというように協力することを約束しました。
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13.それからもっと時が経ち、主人公のゲンジボタルの子供が代償された土地で大人になる準備をしていました。
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14.大人になったゲンジボタルは、ある日一匹のシオカラトンボに出会いました。そのトンボは人間による開発の中で残された自然に暮らしていましたが、その自然も次第に減ってゆき、結局“すみか”と仲間を無くしてしまったと言います。それを聞いたゲンジボタルは、代償された土地はとても暮らしやすいことを話します。
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同じ頃、土地を代償した事業者と保全団体の人間は、協力してできた土地に満足しているとお互いに話をし、〜最終的に、人間にもホタルにも良い結果となったところで話が終わります。
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