各種環境について

 

表を作成する環境

  1. tabular環境
  2. array環境
  3. eqnarray環境

箇条書きの環境

  1. enumerate環境

その他の環境

  1. center,fluchleft,flushright環境
    出力の横方向の位置(真ん中、左、右)を調節します。
  2. equation環境
    (主に一行の)数式を書くために使用します。
  3. verbatim環境
    書いたそのままを出力します。
  4. figure環境

 


tabular環境

例えば、以下のような4列3行の表を作成したいとします。

これは以下のプログラムの出力の結果です。

\begin{tabular}{cccc}
A & B & C & D \\
E & F & G & H \\
I & J & K & L \\
\end{tabular}

 

・表に線を入れたいとき

 縦線は、各コラムの位置を指定する箇所に|(アルファベットのアイやエルではない、JISキーボードの右上の位置にある縦線)を入れることにより出力されます。||と2回入れると2重線になります。

 また、A行とB行の間に横線は入れたいときは、A行の終わりの\\の後に\hlineと書けばよいです。

 以下に例を示します。

[プログラム]

\begin{tabular}{|c||cc|c|} \hline
A & B & C & D \\
E & F & G & H \\ \hline
I & J & K & L \\ \hline
\end{tabular}

[出力]

 

・各行の間隔をあけたいとき

 


center,fluchleft,flushright環境

文字列等を横方向の真ん中に配置したいときは、center環境を使います。

\begin{center}

\end{center}

の間に、真ん中に配置したい文字列を記述して下さい。またcenterの代わりにfluchleftと書くと左寄せに、またflushrightと書くと右寄せになります。


verbatim環境

長い文章を、そのまま表示させる方法はverbatim環境を使用します。

入力

\begin{verbatim}
例えば、  のような空白もそのままに、あるいはLaTexの命令も
  \begin{verbatim}  \end{verbatim}
のように書くことができます。
\end{verbatim}

出力

 


figure環境

 figure環境は、図表を浮動体として出力するための環境です。

\begin{figurte}[位置]

  (図の内容)

\end{figure}

のように記述します。位置を表すオプション引数は

 h...指定箇所  b...ページの下部  t...ページの上部  p...別ページ

の中から選びます。優先度は

 (優先)h --> t --> b --> p (後回し)

の順です。複数指定が可能であり、何も書かないときは[tbp]で設定されます。