主桁の圧縮フランジについて,

局部座屈について配慮するのか?

 

 その必要はない.主桁の圧縮フランジは,本課題の場合すべて鉄筋コンクリート床版に固定されていると考えて良いので,道示2.2.1における表2.2.3(a)の許容曲げ圧縮応力度を用いて良い.

 

しかし,主桁の上に縦桁が乗っている構造,あるいは鉄筋コンクリート床版に固定されていない横桁等の場合には,桁の横倒れ座屈を考慮した許容曲げ圧縮応力度(表2.2.3(b)),あるいは局部座屈に対する許容応力度の内の小さい方を許容曲げ圧縮応力度としなければならない.