奇跡と呼ばれた学校 国公立大合格者三十倍の秘密 荒瀬克己 京都市立堀川高校長
三つの約束
学校は学びの場だ
自分に足りないものがあるから学ぶ
君たちは学ぶものとしての謙虚さをもて
学校は君たちに多様な学ぶ機会を提供しよう
学校は小さな社会だ
君たちは自覚と責任を持て
学校は君たちを大きな子供としてではなく小さな大人として尊重しよう
学校は楽しいところだ
しかし楽しさは待っていて与えられるものではない
君たち自信が参画し、参加する意思と姿勢を持て
学校は君たちを見張るのではなく見守ろう
本当に大切なのは、それぞれの生徒が今を、そしてこの先を、どう生きるかでしょう。
学校改革とは 、今までやってきたことを何度も見直し、ひとつずつ目標を立て、行動を起こし、失敗を乗り越え、小さな成功を数限りなく積み重ねて、より良いものを目指していく。そんなあたり前の作業に他なりません。
力の弱い人間が、ちから以上のことをするためには、チームワークが必要です。
人は何千年も教育を続けてきた。世界の歴史の中であまたの教育方法は実証されており、その中にすべての問題、すべての失敗、すべての方向性、すべての答えが示されている。
改革は前にしか進まないから、しっかりと後ろを振り返る。
教育とは見はてぬ夢のようなものではなく、過去を振り返って評価をし、たんたんと進めてゆく実務
難しい仕事をしている時は楽しい顔をしましょう。楽な仕事をしている時は難しい顔をしましょう。
責任者は一人。責任を明確にして仕事をする。そうでない仕事は多忙に紛れて霧散霧消してしまう。
リーダーというのはその人のよさを見つけ、力を発揮できる場面を与えること。そして、仕事とは「人のよいところだけを集めて行うもの」であると肝に銘じること。
受け取ってから表現するまでの、その間の行為と時間を、生徒に保障することが学校の役割
知の技法 小林泰夫 東京大学出版会
取り組みは常に目標からの評価を受けつづけなければならない。目標自体もまた評価を受けなければならないものです。
少しだけ知っていることと、全く知らないことは全然違う。
以上
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