城山三郎の昭和 みんなが幸福にくらせる国をつくれば,黙っていたって愛国心は湧いてくるじゃあリませんか。p17 愛を押しつけるとは不粋の極みであり,押しつけられた愛国心がどんなに歪んだものになるかはあの戦争で十分に学んだはずではなかったか。p18 住みよく美しい環境づくりに,静けさは不可欠のものである。それを勝手に犯すことは,だれにも許されないはずである。p22 知足常楽p70 石田礼助は「野心も私心もない。あるのは素心だけ」と言われた。p72 以上