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佐藤圭浩 -Yoshihiro Sato-

データ分析のための画像や動画・音声は高価な観測機器によるデータ収集だけではなく、ディスプレイやマイク・カメラの性能向上に伴い、身近な端末によって収集されます。これらの集めたデータを人が培ってきた経験則よりデータ分析が行われますが、端末の増加や規格の増加によりデータも多様化しているため、困難となりつつあります。

本研究室では、画像や動画、音声、信号波形など様々なデバイスよって得られる多様なデータから人間が意識下・無意識下で認識している特徴を発見・解明する研究に取り組んでいます。何気なく”目で見て認識”することは、これまで培ってきた特徴知識が前提となります。そういった特徴を定量評価とするための開発・研究を行っています。

具体的な実施研究例としましては、2次元・3次元、カラー・赤外線、点群データなど様々なデータの分析から、データの表示方法(例えば裸眼式3Dディスプレイなど視覚工学)などの研究を実施しております。

画像分析は、情報系以外の様々な分野との調和があり、例えば医療分野(CTやMRI画像など)、材料科学分野(SEM、TEM画像)、経営工学分野(人流、作業員行動)など応用先は多岐に渡りますので、ご興味がございましたら是非ご相談下さい。