進化計算アルゴリズムに基づく
個人の感性を反映した楽曲の自動生成

研究の概要

近年の音楽に対するニーズの多様化を受けて,自動作曲システムの研究が進められている.本研究では,ある個人の特定の感性に訴えかけるような楽曲を自動生成するシステムを構築する.目標とする感性を反映しつつ,音楽的にも優れた楽曲を自動生成する手法を考案することで,音楽に関する知識が乏しい人や作曲経験の少ない人でも目的の楽曲を容易に生成できるようにし,音楽をより幅広く楽しめる環境を提供することを目的とする.構築したシステムにより生成された楽曲を評価して手法の有効性を確認するとともに,本システムをより多くの人に活用してもらう方法についても検討し,社会のニーズへの貢献を目指す.

研究組織

研究代表者 大谷 紀子東京都市大学
連携研究者 沼尾 正行大阪大学
連携研究者 饗庭 絵里子(電気通信大学