第13回TCU横浜祭での推計結果
ここでは、第13回TCU横浜祭におけるCO2排出量の推計結果を紹介しています。
推計の前提条件
今回のカーボンオフセットでは、このような条件の下でCO2排出量を推計しました。前年度同様学内で消費するエネルギーからのCO2だけでなく、あらゆる物品や サービスを購入することによって間接的に排出されているCO2もライフサイクルアセスメントを応用して推計しています。
第13回TCU横浜祭の概要
開催期間:2009年6月6日 12:00~20:00、7日 10:00~20:00
開催場所:東京都市大学 横浜キャンパス
主催:東京都市大学 学生団体連合会
後援:東京都市大学/東京都市大学 後援会
運営:第13回TCU横浜祭実行委員会
前回の来場者数:約1万人(第12回MI-TECH横浜祭での実績)
※第13回の来場者数の実績値は、公表され次第、更新します。
CO2排出量の推計対象範囲
対象期間:2009年6月5日 16:45~6月8日 16:00(6月5日は準備日、6月8日は片付け日)
想定来場者数:約1万人
推計対象項目:電力・水道・ガス・移動・食料品・その他の学園祭のために購入した物品やサービス(主催者と出展者によるもの)
CO2排出量の推計結果

*電力
キャンパス内で消費した電力の発電によるCO2
*上下水道
キャンパス内で使用した水道水の浄水や下水処理によるCO2
*都市ガス
*移動・輸送
学園祭の実施に必要な物品の輸送や関係者の移動によるCO2
*飲料及び容器の製造から廃棄に至るまで
ペットボトルや缶のリサイクル工程
*模擬店
プロパンガス:模擬店が調理に使用するプロパンガスの製造・燃焼によるCO2
食品:模擬店が提供する食材の生産によるCO2
例)パン、揺籃、野菜、肉類、小麦粉、調味料など
レンタル品:模擬店が調理を行うための調理器具レンタルなど
*学園祭企画
主催者が実施するステージイベントの準備に用いた物品の製造によるCO2
例)ゲスト向けのケータリング、賞品、イベント会場の装飾材料など
*広報・渉外
主催者が広報や渉外のための活動によるCO2
例)ポスターやパンフレットの制作、郵送や移動など
*物品・管理
主催者が学園祭のために借用したレンタル物品の製造によるCO2
例)レンタルした電気機械、パーティション用品など
*消耗品等
主催者が学園祭の準備のために購入した消耗品の製造によるCO2
例)プリンタ用紙、トナー、文具、郵送・通信など
*飲料製造
キャンパス内で消費された飲料の製造によるCO2
*弁当
横浜祭期あかん中のスタッフ弁当や、出演者へのケータリング弁当
*廃棄物処理
学内のごみ集積所に集められたゴミの処理の際に発生するCO2
今年度のCO2排出量の事前推計結果は、約25.5tとなりました。このうち、約4割を電力やプロパンガスなどのエネルギー由来のCO2排出が占めています。
また、「学園祭企画」、「広報・渉外」、「物品・管理」、「消耗品等」については、主催者(第13回TCU横浜祭実行委員会)が学園祭実施のために購入した 物品やサービスに由来するCO2排出となっており、これらを合計すると、エネルギー消費と同じくらいの大きさになります。