「探究」とは、高等学校で設けられている総合的な学習プログラム。
体験活動や人々との交流を通じて、日々の生活の中に潜むさまざまな課題を
見つけ出し、原因を考え、調べ、解決へと導く力を育てます。
東京都市大学では、探究学習が高校生の皆さんのより良い学びの機会になることを願い、
本学の教員・学生が探究学習に一緒に取り組む新しいカタチのイベントをスタートします。
社会が求める「課題発見・解決能力」「論理的思考力」「コミュニケーション能力」を身につけるとともに、
知識やアイデアを課題解決に役立てるおもしろさを一緒に体験しましょう。
探究学習イベント
OPEN MISSION
~あなたの気づきが、未来を動かす~
2024年08月09日
2024年06月13日
2024年06月12日
2024年05月29日
2024年05月23日
探究学習イベント「OPEN MISSION」
[ 2024年度スケジュール ]
4月10日(水)公開予定のミッション動画を見て、「参加理由・課題計画(申込フォーム内に記入)」を5月22日(水)までに作成し、申込。その後、テーマ毎に【2】探究ワークまでの指示があります。
【1】で取り組んだミッション(宿題)について、教員もしくは研究室の学生から課題に関するレクチャー等を受け、内容を掘り下げます。
【2】探究ワークを受けて、8/6(火)に行われる【4】成果発表に向けて、「個人ワーク」「グループワーク」を実施。本学図書館利用や教員・学生からのアドバイスを受けることも可能です。(※1)
【1】~【3】で取り組んだ成果を発表。教員から評価コメントと修了証明書を発行。修了証明書は総合型選抜等で提出資料として利用できます。
[ 2023年度の様子はこちら]
下記申込フォームからお申込みください。
お申込み開始:3/30(土)0時00分より
総合的な学習の時間で取り上げるテーマ選定の参考として、当ページの情報をご活用ください。また、当イベントは参加自由です。生徒の皆様のご参加もお待ちしています。
課題一覧に掲載されている内容を元に、授業で使用するテーマと課題を考える。
「教授の解説コメント」より、課題に取り組むにあたってのポイントや意義などを整理する。
当イベントに参加し、課題レポートの提出を求める。
List of issues
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ミッション動画(課題の内容紹介movie)
本テーマでは、ケント紙で梁を作ります。
A4用紙1枚という限られた制約の中で、内部構造を工夫し、強い梁を作製します。
事前課題として、内部構造の検討に取り組んでもらい、探究ワーク以降は梁の製作、そして強度試験を行います。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
磁気軸受は、回転体を電磁気力によって磁気浮上して支持する電磁機械です。本テーマでは簡単な模型などを使って磁気浮上の原理や磁気軸受の構造を説明します。
参加者には、下記いずれかのテーマについて調査・発表をしてもらいます。
・磁気軸受の構造について(磁気軸受模型を作る、磁気軸受の新しい構造を提案する)
・磁気軸受の用途について(磁気軸受の新しい用途を提案する)
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
書籍
・電気学会磁気浮上応用技術調査専門委員会・編 『磁気浮上と磁気軸受』 コロナ社、1993年。ISBN 4-339-00614-9
・金光陽一・他 『回転機械設計者のための磁気軸受ガイドブック』 日本工業出版、2004年。ISBN 4-8190-1606-7
Webサイト等
・永久磁石で作られた磁気軸受
https://www.youtube.com/watch?v=xmTk2Hfqick
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
本テーマは、以下の流れで課題に取り組んで頂きます。
① (事前課題)ドローン使って、世の中をワクワク楽しくする未来について考えていただきます(問いを生み出す)。
② 6/26 実施内容) 実際にドローンをパイソンで動かして、体験する(原理についてや、電気電子通信との関連に関しても説明します。)。
※ノートパソコンをお持ちの方は持参してください。
③ 8/09 実施内容:①に戻って、実際の技術でイノベーションを起こすことを考えていただきます(再度問いを生み出し、課題を抽出、課題を解決していく)。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・理工学部ホームページ
https://www.se.tcu.ac.jp/
・本学ひらめき「探究」プログラム動画
https://www.youtube.com/watch?v=WNJibxtexU8&list=PLlrSBJ7Art_p5hX9mLoTuPlNSWuhMb47i
・内閣府Society5.0
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html
・経済産業省 産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
本テーマでは、以下4点の課題に取り組みます。
①蓄電デバイス(リチウムイオン電池、全固体電池など)、発電デバイス(燃料電池、有機太陽電池、熱電発電素子など)の高性能化に向けて注目されている高分子材料、有機材料について調査します。
②導電性高分子であるポリピロールの電解合成を体験します。
③ポリピロールフィルムの導電性とエレクトロクロミズム(電圧印加により物質の色が可逆変化する現象)の評価を通して、電子・光機能性高分子材料について考察します。
④電子・光機能性高分子材料の応用(蓄電・発電デバイスを含む)について提案します。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・再生可能エネルギー:https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/
・リチウムイオン電池:https://ev-tech.jp/technology/battery/page005.html
・燃料電池:https://www.ipros.jp/technote/basic-fuel-cell/
・導電性高分子:http://www.s-graphics.co.jp/nanoelectronics/kaitai/cndctvpolymer/index.htm
https://www.sigmaaldrich.com/JP/ja/technical-documents/technical-article/materials-science-and-engineering/organic-electronics/zknk-conductive-polymers
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
新型コロナウィルス感染拡大による肺循環異常の患者が増加し、そのモニタリングのための装置としてパルスオキシメータがニュースなどでも取り上げられ、一般にも知られるようになりました。
パルスオキシメータを使うと何が分かるのか、どのような仕組みで患者の状態を測定しているのかについて、少し深く掘り下げます。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
日本光電工業ホームページ「青柳 卓雄氏とパルスオキシメータ」
https://www.nihonkohden.co.jp/information/aoyagi/index.html
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
五感で感じることのできない放射線。皆さんはどんなイメージを持っていますか?人工的に作り出された危険で有害なものというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。実は放射線は自然界にもともと存在しているものです。
この探究のテーマでは、そうした自然界の放射線の測定データを使って、時間や場所によってどの様にデータはばらつくのか(ゆらぎがあるのか)を検討していきます。また、それをきっかけとして、放射線とはどういうものかといったことについての理解を深めることを目的とします。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・放射線教育支援サイトらでぃ
https://www.radi-edu.jp/
・放射線と現代生活―マリー・キュリーの夢を求めて、アラン・E. ウォルター (著)、ERC出版、ISBN-13 : 978-4900622395
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
惑星に生命が存在するために必要な条件とはどのようなものがあると思いますか。
この宇宙には、そのような生命が住めそうな惑星はどれくらいあると思いますか。
生命が住むことができそうな惑星の中で、実際に地球外生命が存在している惑星はあると思いますか。あるならいくつくらいあると思いますか。
地球外に生命を探そうとする研究は、現在の天文学の最先端のテーマです。あなたが天文学者として地球外に生命を探そうとなった場合、上記のような疑問に答えつつ、その探査計画について考えて述べてください。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・津村耕司 (2018) 「天文学者に素朴な疑問をぶつけたら宇宙科学の最先端までわかったはなし」 大和書房
・太陽系外惑星データベース http://www.exoplanetkyoto.org/
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
「自然の光」には様々な様相があります。例えば、洗い立てのような光、金色の矢のように大気を貫く光などです。光は物理的な存在ではありますが、人間の周囲にある環境を介在することではじめて思考を巡らせる対象になります。人間と光の二項関係で考えるのではなく、両者の間に空間が媒介することではじめて、人間は自然を考えるようになります。
本テーマは、空間を媒介項として自然の光を描くことを目的とします。
※建築学科の「総合型選抜(2段階選抜制)」では適性検査として「空間構想力試験」を行う予定です。
本試験の対策講座のように位置付けることもできます。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
6月6日:課題の一部を変更しました。
1.よく晴れた日の光をA3のケント紙に鉛筆で描きなさい
サイズはA4ではなく、A3となります。
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
私たちの住む社会は、多くのヒトやモノが多様な目的を持って移動しています。その動きは「都市交通」という言葉で表現されますが、私たちの日常生活に身近なものから、都市間を結ぶスケールの大きなものまで様々な交通があります。
本テーマでは、世の中の交通が抱える課題について、各自関心の高いテーマを設定して問題を明確にし、その問題の解決方法を提案してもらいます。
<想定されるテーマ例>
交通安全、交通渋滞、公共交通(航空、鉄道、船舶、バス、タクシーなど)、バリアフリー、物流・駐車、災害時交通、交通環境、自動運転、交通需要管理(利用料金設定含む)、事業評価(費用便益分析含む)など
<ミッションの条件>
・交通問題に関するテーマを1つ設定し、独自の調査によってデータを収集、整理して問題を客観的に明確にすること。
・その問題を解決するための「ユニークで先進的な提案」を、理由をつけて示すこと。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・国土交通白書ウェブページ https://www.mlit.go.jp/statistics/file000004.html
・警視庁ゾーン30ウェブページ https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/doro/zone30/about_zone30.html
・国土交通省費用便益分析マニュアルhttps://www.mlit.go.jp/road/zaigen/hyoka/manuan.html
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
生態環境領域と都市環境領域に関するワークショップを通じて研究活動に必要な環境計測・分析技術を学び、グループワークを通じて実践的な課題に対する具体的な解決策を導き出す力を養います。対象地域の環境のグラデーションを計測し、そのまちが持つ環境特性を定量的に分析・評価します。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・東京都市大学 SD PBL https://www.tcu.ac.jp/guidance/efforts/effort_3/
・環境学部環境創生学科HP https://www.tcu.ac.jp/academics/environment/restoration/
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
佐藤真久教授のWW型問題解決モデル(統合的問題解決アプローチ)を使って、探究のプロセスを体験するだけでなく、システム思考を用いて地域課題やSDGsを自分ごととしてとらえる機会にします(地域探究・SDGs探究)。
本テーマを通じて、皆さんの「探究の高度化」に役立ててもらうとともに、「探究の自律化」にアプローチします。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・『探究×SDGs 教師用解説書』(監修:田村学・佐藤真久,朝日新聞,2020)
・『探究×SDGs 生徒用』(監修:田村学・佐藤真久,朝日新聞,2020)
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
高校生デザイネージコンテストは、高校生のグループを対象とした、東京都市大学メディア情報学部主催のコンテストです。「人を惹きつけるサインや標識(かたち)のデザイン」「コンピュータを利用した、興味を惹く標識表示システム(もの)創り」といった内容をまとめて「デザイネージ」と名づけました。
与えられたミッション(課題)に対し、大学の機材を利用してデザイネージ作品を制作し、その成果発表を行って内容を競います。制作に必要となる知識は事前の講義・講習で身につけます。なお、コンテストは「ピクトグラム部門(社会メディア学科)」と「プログラミング部門(情報システム学科)」の2部門で分かれての実施となります。
※こちらの課題は、指定用紙への事前記入および提出は必要ありません。
高校生デザイネージコンテストは2015年から開催しています。年によって異なる課題で作品の制作を行っています。http://www.comm.tcu.ac.jp/designage/
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
高校生デザイネージコンテストは、高校生のグループを対象とした、東京都市大学メディア情報学部主催のコンテストです。「人を惹きつけるサインや標識(かたち)のデザイン」「コンピュータを利用した、興味を惹く標識表示システム(もの)創り」といった内容をまとめて「デザイネージ」と名づけました。
与えられたミッション(課題)に対し、大学の機材を利用してデザイネージ作品を制作し、その成果発表を行って内容を競います。制作に必要となる知識は事前の講義・講習で身につけます。なお、コンテストは「ピクトグラム部門(社会メディア学科)」と「プログラミング部門(情報システム学科)」の2部門で分かれての実施となります。
※こちらの課題は、指定用紙への事前記入および提出は必要ありません。
高校生デザイネージコンテストは2015年から開催しています。年によって異なる課題で作品の制作を行っています。http://www.comm.tcu.ac.jp/designage/
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
本テーマは、以下の流れで課題に取り組んでもらいます。
① 日本から世界に発信したいと考えられる製品やサービスを選びましょう。
② 選んだ製品やサービスの特徴を「強み」や「弱み」などの視点で整理しましょう。その際、製品やサービスの特徴に関する情報やデータを収集し、表やグラフを使って整理してみましょう。
③ 特徴を整理した結果などを使いながら、あなたが日本以外で展開したいと思う地域を選びましょう。
④ 選んだ地域で、ビジネスを展開するための企画案を作成しましょう。企画案は、(1)誰に売るのか?(2)何を売るのか? (3)どうやって売るのか?の3点にまとめてください。企画案を作る際に、ビジネス展開案に合わせて「製品やサービス」を新しく改良して提案することも歓迎します。
★ビジネスを成功させるためには、各種データの分析、顧客とのコミュニケーションは、とても重要になってきます!
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
① データサイエンスリテラシー ~応用事例と演習から学ぶ「誰も」が身につけたい力~」 実教出版 高橋弘毅,市坪誠,河合孝純,山口敦子共著
② 世界に広めたい「かっこいい日本、本物のニッポン」太田伸之 クールジャパン機構
(株式会社海外需要開拓支援機構)代表取締役社長https://forbesjapan.com/articles/detail/3640
③ 課題解決につながる「実践マーケティング」入門 日本実業出版社 理央周著
④ 「デザイナーのためのプロトタイピング入門」キャスリン・マッケルロイ (著), 安藤貴子 (翻訳)
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
街にはどんな街にも個性=「ならでは」がある。まちづくりに重要なのは、その街の「ならでは」を発見し、それを伸ばしていくことである。そこで各自で対象地を設定し、フィールドサーベイによってその街の「ならでは」を発見し、都市を読む力を探究する。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・今和次郎:考現学入門, 筑摩書房, 1987
・赤瀬川原平・南伸坊・藤森照信:路上観察学入門, 筑摩書房, 1993
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
身近な地域を設定して、どのような災害リスクがあるかをハザードマップ等から調べ、まちの構造を考慮してどのような事態が起こり得るか、災害イマジネーションを膨らませます。そして、被害を軽減するまちづくりのあり方をハード/ソフト両面から提案します。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・牛山素行:防災に役立つ地域の調べ方講座, 古今書院, 2012
・日本建築学会編:安全・安心のまちづくり, 丸善, 2005
・国土交通省:ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
「子どもについて考えよう!」に興味・関心をもっていただき、ありがとうございます。動画を見て、あなたの興味・関心のあることを教えてください。
ちなみに、私は子どもの生活習慣に興味・関心があります。最近は、1歳~6歳児でも夜遅くまで起きていて、スマートフォン・タブレット等に没頭していることがわかっています。乱れた生活やモバイル機器の使い過ぎ等が、子どもの心やからだへの影響が心配です。どのような問題や背景、改善策があるのかを、お会いした時に紹介したいと思います。
事前課題にお使いいただく指定用紙のダウンロードはこちら。
・前橋 明 (著):生活リズム向上大作戦,大学教育出版,2006年
~ソフトマテリアルの力と変形を測る機械を探究~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
本テーマでは、身の周りにあるor興味あるソフトマテリアル(食べ物、衣類、その他消耗品など)を一つ取り上げ、それが力を受けたときにどのように変形するのかの挙動を調べる試験機を提案してください。本テーマに取り組む方は下記の4つのポイントに論点を絞り、各ポイントにおける創意工夫を求めます。
1.試験機の目的および全体概要:どのようなシチュエーションを模擬する試験機なのか。試験機の全体イメージ図も示してください。
2.試験片の形状:試験機に固定するサンプル(試験片)をなぜその形状にしたのか。
3.試験片の固定方法および力の与え方:1の目的に照らし合わせて、妥当な試験方法になっているかの考察
4.与えている力の測定方法、変形量の測定方法:どのような機器を用いて、どのように力と変形量を測定するのか。必要に応じて専門的な機器、工具類をウェブサイト等により調査して、試験機への設置方法を示してください。
事前課題として、上記の4つのポイントをA4用紙1枚程度(自由形式、手書き可。A4用紙1枚に収まらない部分は補助資料として作成し、当日持参可)にまとめてきてください。
探究ワーク以降は持参していただいた資料をもとにプレゼンをしていただき、教員を含む参加者同士のディスカッションを通して、提案内容をブラッシュアップしていきます。
工具や機械類の販売サイト
AXEL:https://axel.as-1.co.jp/
MISUMI:https://jp.misumi-ec.com/
モノタロウ:https://www.monotaro.com/
どのような機械や工具があるのか、どれが使えるのかを調べてみよう!
~航空機やゲーム機にも活用されるセンサーを理解する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
ジャイロセンサーは、回転する物体の回転角速度を検出するセンサーで、航空機やロケットの姿勢制御に使用されたり、スマフォやゲーム機の姿勢検出にも使用されたりする。このオープンミッションでは、まず、ジャイロ効果を実験などを通して学んだ後、現在使用されているジャイロセンサーの構造や、検出原理を理解することを目的としている。
今回のミッションの回答をわかりやすく解説した本やサイトはあまり見当たりませんでした。ですから自分で考えてみて下さい。ただ、フーコーの振り子についてもっと知りたい人には、この本がおすすめです。
~原理を学び、体験し、技術で課題を解決~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
本テーマは、以下の流れで課題に取り組んで頂きます。
① (事前課題)ドローン使って、世の中をワクワク楽しくする未来について考えていただきます(問いを生み出す)。
② 6/18 実施内容) 実際にドローンをパイソンで動かして、体験する(原理についてや、電気電子通信との関連に関しても説明します。)。
※ノートパソコンをお持ちの方は持参してください。
③ 8/8 実施内容:①に戻って、実際の技術でイノベーションを起こすことを考えていただきます(再度問いを生み出し、課題を抽出、課題を解決していく)。
・理工学部ホームページ
https://www.se.tcu.ac.jp/
・本学ひらめき「探究」プログラム動画
https://www.youtube.com/watch?v=WNJibxtexU8&list=PLlrSBJ7Art_p5hX9mLoTuPlNSWuhMb47i
・内閣府Society5.0
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html
・経済産業省 産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html
~実験を通して測定から解析、応用まで理解できる~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
筋肉が収縮する時には「筋電」と呼ばれる電気が発生します。その電気信号の測定方法と応用について取り上げます。参加者の側では筋電とは何か,筋電はどのように測定するのか,また筋電はどのようなところに応用されているのかについて調査します。大学での活動ではまず事前調査してもらった内容について詳しく解説します。つぎにこれを実験で確認します。その内容は,(a)装置を用いた,自身の筋からどのような電気信号が発生しているのかの測定,観察,(b)筋電のコンピュータによる解析と応用,の二つです。
参考文献)筋電図検査に必要なME基礎知識 正門由久(著)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscn/41/3/41_180/_pdf/-char/ja
WEB)わかる!表面筋電図 | 酒井医療株式会社
https://www.sakaimed.co.jp/knowledge/category/surface-electromyogram/
書籍)トートラ人体解剖生理学 原書11版
https://amzn.asia/d/5IsnFpC
書籍)生体電気計測 (ME教科書シリーズ)
https://amzn.asia/d/cq4sylg
~カーボンニュートラル実現に向けた取り組み~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
脱炭素社会に向けて、太陽光・風力・地熱などの再生可能エネルギーや水素エネルギーをはじめとする非化石エネルギーへの関心が高まっていることは周知である。非化石エネルギーの普及や高度利用を考えた時、電力供給および電力需要の変動を平滑化するエネルギー貯蔵(蓄電)技術が鍵となる。そのため、分散型の発電デバイス(燃料電池や太陽電池など)と並行して蓄電デバイス(リチウムイオン電池など)の開発が必要となる。これらはすでに実用化に至っているが、車載用や産業用をはじめ世界的に永続的な本格普及には未だ開発途上にある。そこで、本テーマでは以下のミッションについて取り組む。
●蓄電デバイス(リチウムイオン電池、全固体電池など)、発電デバイス(燃料電池、有機太陽電池、熱電発電素子など) の高性能化に向けて注目されている高分子材料、有機材料について調査する。
●導電性高分子であるポリピロールの電解合成を体験し、得られたポリピロールフィルムの導電性とエレクトロクロミズム(電圧印加により物質の色が可逆変化する現象)の評価をとおして、電子・光機能性高分子材料について考察する。
●探究ワークや自由研究をとおして、電子・光機能性高分子材料の応用(蓄電・発電デバイスを含む)について提案する。
もっと深く知りたいなら
①リチウムイオン電池について
https://ev-tech.jp/technology/battery/page005.html
②燃料電池について
https://technote.ipros.jp/entry/basic-fuel-cell1/
③導電性高分子について
http://www.s-graphics.co.jp/nanoelectronics/kaitai/cndctvpolymer/index.htm
~地震による液面揺動の抑制技術で「水槽の金魚を守る」(実験で考察)~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
原子力発電所には、原子炉容器、使用済み燃料プールやタンク等、地震の揺れによって液面が揺動(スロッシング)し、液体の溢水や衝撃圧によって、安全性を脅かす可能性がある構造物が多数存在する。
本オープンミッションでは、地震の揺れによって生じるスロッシング現象の理解するとともに、金魚の水槽を例として、スロッシングを抑制する装置を各自提案・試作して頂き、希望者には振動台実験により効果を確認する。
参考資料
2003年十勝沖地震にみる石油タンク被害の特徴と対策 座間 信作(著)
https://c.gakuseizukan.jp/lib/toshidai/reference/toshidai-p043_reference-2023.pdf
参考動画
スロッシングのコンピューターシミュレーション
(ミッション動画に埋め込んでいますので、最後までご覧ください)
~地球外生命探査とは?~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
自然科学科は物理・化学・生物・地学・数学という理系の全分野を広く学ぶことで、理系ジェネラリストとして、社会で活躍する人材の育成を目指している。
自然科学科の特徴である理系の広い分野の知見が必要なテーマとして「地球外生命探査」を取り上げる。
グループワークでは最初に講師からの講義を受講したのちに、
各グループごとにどうすれば地球外生命を見つけられるかについて議論し発表してもらう。
その後は各自がそれぞれのテーマに基づき探究活動を行い、
最終発表会にでは各自がその探究活動の結果を発表する。
もっと深く知りたいなら
~著作~
①天文学者に素朴な疑問をぶつけたら宇宙科学の最先端までわかったはなし 津村 耕司 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4479393110
②宇宙はなぜ「暗い」のか? 津村 耕司 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4860645014
~動画~
③宇宙旅行体験を通して学ぶ最先端の宇宙の姿 第1回 太陽系の姿
https://setagaya-ecollege.com/course/course-000287.html
④宇宙旅行体験を通して学ぶ最先端の宇宙の姿 第2回 銀河系の姿と宇宙の果て
https://setagaya-ecollege.com/course/course-000288.html
~自然の光を描く楽しさを発見(鉛筆によるドローイング)~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
「自然の光」には様々な様相があります。例えば、洗い立てのような光、金色の矢のように大気を貫く光などです。光は物理的な存在ではありますが、人間の周囲にある環境を介在することではじめて思考を巡らせる対象になります。人間と光の二項関係で考えるのではなく、両者の間に空間が媒介することではじめて、人間は自然を考えるようになります。
本テーマは、空間を媒介項として自然の光を描くことを目的とします。
もっと深く知りたいなら(参考書籍)
Tohoku Lost, Left, Found 山岸剛写真集 ((LIXIL出版)) 山岸剛 (著)
https://amzn.asia/d/frVMTN4
~地域の自然災害リスクをあぶり出し、その軽減策を提案する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
気象条件の変化や地震活動の活発化により、以前にも増して、自然災害が起こりやすくなっている。自分の住んでいる自治体などを対象にして起こる可能性のある自然災害を調べ、被害軽減のために現在行われている対策を調べたり、新たな対策の提案を行う。
学びが深まる参考資料
①ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
https://disaportal.gsi.go.jp/
②浸水ナビ(国土交通省)
https://suiboumap.gsi.go.jp/ShinsuiMap
③土砂キキクル(気象庁)
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/
④J-SHIS Map
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/
~種々のセンサから得られるデータに含まれる情報や知識の抽出・活用~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
●あらゆるものを思い通りに動かす技術
我々のまわりで活躍するシステムは、何らかの制御メカニズムにより動いています。制御理論の適用範囲も家電製品から化学プラント、電力システム、ロケット、人工衛星にいたるまで多岐にわたり、近年ではよりハイレベルの精密制御が要求されています。このミッションでは自律移動ロボットの経路生成手法の調査や簡単なロボットを用いた実験を通して制御技術を体験します。
●データから情報・知識を抽出する技術
IT(情報技術)の進展により、データの収集や保管は容易になったものの、現状では、収集されたデータが有効に活用されていないことも少なくありません。また収集されたデータの信号処理・統計処理に基づいて診断・監視・検査を行う技術は、多くの分野において利用されています。このミッションでは、いくつかの生体データを対象とし、これらを解析することによってどのような情報・知識を抽出することが出来るのかを体験します。
~人工ニューラルネットワーク(深層学習)と既存コンピュータの違いを探る~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
フォンノイマン型コンピュータと人工ニューラルネットワーク(深層学習)を比較し、未来のコンピューティングとその適用先としてサイバーセキュリティについて探究する。その際、人工ニューラルネットワークに必要な数学(線形代数、解析学、確率統計)について学習し、高校数学から大学数学への橋渡しを狙う。
学びが深まる参考資料
①最短コースでわかる ディープラーニングの数学 赤石 雅典 (著)
https://amzn.asia/d/a0eXgJr
②ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装 斎藤 康毅 (著)
https://amzn.asia/d/dDpiOvV
~計測とデータ解析を通じて数値化して視座を身につける~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
自然環境と共生した住環境計測と都市データ解析を通じて持続可能性に関する視座を身につける。数値化した環境情報を活用し、持続可能性を定量的に読み解く。
・「数字を数値に」身体感覚と計測値を結びつける
・「体感する環境」身体スケールで捉える住環境計測
・「情報と想像力」広域スケールで捉える都市データ解析
日本建築学会編(2022):都市の環境設備計画、森北出版(横田教授分担執筆)
~DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
佐藤真久教授のWW型問題解決モデル(統合的問題解決アプローチ)を援用し、高校生が探究のプロセスを体験するだけでなく、システム思考を使い、地域課題やSDGsを自分ごととしてとらえる機会を与える(地域探究・SDGs探究)。今日、高校教育における探究学習においては、「探究の高度化」(整合性、効果性、鋭角性、広角性)及び「探究の自律化」(自己課題、運用、社会参画)の拡充が言われているが、とりわけ、「探究の自律化」においては、十分な成果が見られていない。本Open missionでは、「探究の高度化」に資すると共に、日本の高校教育において弱いとされている「探究の自律化」に貢献し得るものである。
学びが深まる参考資料
①未来の授業 SDGsライフキャリアBOOK 佐藤真久 (監修), NPO法人ETIC. (編集)
https://amzn.asia/d/fAdCWc8
②『探究×SDGs “地域の課題”解決のコツ』 株式会社 トモノカイ(制作)/田村学(監修)/佐藤真久(監修)https://www.asahi.com/ads/tankyu-sdgs/
社会における課題の調査・分析と情報デザインを探究する
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
高校生デザイネージコンテストは、高校生のグループを対象とした、東京都市大学メディア情報学部主催のコンテストです。「人を惹きつけるサインや標識(かたち)のデザイン」「コンピュータを利用した、興味を惹く標識表示システム(もの)創り」といった内容をまとめて「デザイネージ」と名づけました。
与えられたミッション(課題)に対し、大学の機材を利用してデザイネージ作品を制作し、その成果発表を行って内容を競います。制作に必要となる知識は事前の講義・講習で身につけます。なお、コンテストは「ピクトグラム部門(社会メディア学科)」と「プログラミング部門(情報システム学科)」の2部門で分かれての実施となります。
高校生デザイネージコンテストは2015年から開催しています。年によって異なる課題で作品の制作を行っています。http://www.comm.tcu.ac.jp/designage/
利用者の視点に立った情報システムの設計・構築を探究する
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
高校生デザイネージコンテストは、高校生のグループを対象とした、東京都市大学メディア情報学部主催のコンテストです。「人を惹きつけるサインや標識(かたち)のデザイン」「コンピュータを利用した、興味を惹く標識表示システム(もの)創り」といった内容をまとめて「デザイネージ」と名づけました。
与えられたミッション(課題)に対し、大学の機材を利用してデザイネージ作品を制作し、その成果発表を行って内容を競います。制作に必要となる知識は事前の講義・講習で身につけます。なお、コンテストは「ピクトグラム部門(社会メディア学科)」と「プログラミング部門(情報システム学科)」の2部門で分かれての実施となります。
高校生デザイネージコンテストは2015年から開催しています。年によって異なる課題で作品の制作を行っています。http://www.comm.tcu.ac.jp/designage/
~データサイエンスを軸に分析、可視化して観察、問題の発見・検証・提案~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
近年、日本政府、地方自治体、公共団体が収集する、社会やその仕組みに関する膨大かつ多様なデータが、
誰でも自由にどんな目的にも無償で使うことができる、オープンデータとよばれる形で提供されてきています。これらのデータを分析し、多面的に可視化して観察することで、現代日本社会がどんな問題をかかえており、よりよい社会システムを実現するためにどのように解決していけばよいか、デザインしてください。
学びが深まる参考資料
オープンデータやデータ分析可視化について記載されたデータサイエンスの教科書
https://amzn.asia/d/gN1Ld0K
~ユニバーサルデザインとSDGsの考え方をもとに~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
みんなが快適な社会を創造するユニバーサルデザインの考え方,誰もが取り残されない社会をつくるSDGsの考え方は,未来のまちづくりで非常に重要です.それらを改めて学びながら,未来のまちのあるべき姿をともに考えましょう!
学びが深まる参考資料
①買い物列車の新聞記事はコチラから
https://tetsudo-shimbun.com/article/topic/entry-3156.html
②西山先生の研究室はコチラから
http://www.mobility-lab.info/
~子どもの関心事や不思議に思うことを探究する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
子どもに関する気になること・不思議に思うことを探して、じっくりと考えていきましょう!
もっと深く知りたいなら(参考書籍)
生活リズム向上大作戦 前橋 明 (著)
https://amzn.asia/d/2GrvKuC
~Well-to-Wheelの視点で技術を評価してみよう~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
カーボンニュートラル社会の実現に向けた様々な取り組みの中で,水素エンジンが着目されています.水素を燃やして動力を発生させる水素エンジンは,二酸化炭素を発生しないクリーンな動力源として自動車だけでなく,船舶,建設機械,発電など様々な分野で研究開発が加速しています.本テーマでは,Well-to-Wheelの視点で水素製造から水素エンジンまで調査し,カーボンニュートラル実現に貢献するため取り組むべき課題と解決策を提案してもらいます.事前課題として,水素製造と水素エンジンを調べてもらい,グループワークにて調べたことを共有し,課題内容と解決策をブラッシュアップしていきます.
[WEB URL]
Well to WheelとLife Cycle Assessmentの意味するところ 日本機械学会
https://www.jsme.or.jp/kaisi/1188-47/
●書籍「Essential細胞生物学」
~ユニークな特性を持つ構造物の原理を考える~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
厚さのある長方形のゴム板を長手方向へ引っ張ります.すると,引っ張った方向には伸び,幅方向や厚さ方向には縮みます.これが一般的な材料や構造の性質です.
一方,Auxeticは引っ張った方向には伸びますが,加えて幅や厚さ方向にも伸びるモノになります.このようなユニークな特性を持つので,現在では医療やスポーツ器具にも応用されています.ここで,衛星に搭載する大型のアンテナはロケットで打ち上げる際には小さく畳み,宇宙空間で大きく開く必要があります.構造の一方を伸ばすと全体が広がるような一種のAuxeticな構造物の原理を用いると開き易い構造ができそうです.
このMISSIONでAuxeticの特徴を理解して自分なりのデザインにトライしてみましょう.
~原理を学び、体験し、技術で課題を解決する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
本テーマは、以下の流れで課題に取り組んで頂きます。
① (事前課題)ドローン使って、世の中をワクワク楽しくする未来について考えていただきます(問いを生み出す)。
② 6/18 実施内容) 実際にドローンをパイソンで動かして、体験する(原理についてや、電気電子通信との関連に関しても説明します。)。
※ノートパソコンをお持ちの方は持参してください。
③ 8/8 実施内容:①に戻って、実際の技術でイノベーションを起こすことを考えていただきます(再度問いを生み出し、課題を抽出、課題を解決していく)。
●理工学部ホームページ
https://www.se.tcu.ac.jp/
●本学ひらめき「探究」プログラム動画
https://www.youtube.com/watch?v=WNJibxtexU8&list=PLlrSBJ7Art_p5hX9mLoTuPlNSWuhMb47i
●内閣府Society5.0
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html
●経済産業省産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html
~再生医療や培養肉にも使われる組織工学技術を体験する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
ありとあらゆる生物は細胞という小さな部品から作られています。その細胞をカラダの外で増やして組織や臓器を構築するための大きな部品を作ってみる方法を学びます。
1つの細胞の構造や機能を知る基本知識から、カラダの外で細胞を増やす方法、さらには組織工学という臓器を構築するための部品づくりを学んでいただきます。また、作られた組織の将来的な使用方法である「再生医療や培養肉の未来」について知ってもらいます。
具体的な内容は、(a)細胞培養体験、またカラダにある様々な種類の細胞観察、とくに心筋細胞のように自立拍動している神秘を体験してもらいます。また、 (b)組織工学技術の一つである細胞シートを作って観察してもらいます。
[Webページ]
●奇跡の細胞シート
https://www.jst.go.jp/seika/bt25-26.html
●細胞シートで培養肉
https://www.terumozaidan.or.jp/labo/manga/02/report.html
[書籍]
Essential細胞生物学
https://www.amazon.co.jp/Essential%E7%B4%B0%E8%83%9E%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6-%E5%8E%9F%E6%9B%B8%E7%AC%AC5%E7%89%88-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%A1%82%E5%AD%90/dp/4524226826
~カーボンニュートラル実現に向けた取り組み~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
脱炭素社会に向けて、太陽光・風力・地熱などの再生可能エネルギーや水素エネルギーをはじめとする非化石エネルギーへの関心が高まっていることは周知である。非化石エネルギーの普及や高度利用を考えた時、電力供給および電力需要の変動を平滑化するエネルギー貯蔵(蓄電)技術が鍵となる。そのため、分散型の発電デバイス(燃料電池や太陽電池など)と並行して蓄電デバイス(リチウムイオン電池など)の開発が必要となる。これらはすでに実用化に至っているが、車載用や産業用をはじめ世界的に永続的な本格普及には未だ開発途上にある。そこで、本テーマでは以下のミッションについて取り組む。
・蓄電デバイス(リチウムイオン電池、全固体電池など)、発電デバイス(燃料電池、有機太陽電池、熱電発電素子など) の高性能化に向けて注目されている高分子材料、有機材料について調査する。
・導電性高分子であるポリピロールの電解合成を体験し、得られたポリピロールフィルムの導電性とエレクトロクロミズム(電圧印加により物質の色が可逆変化する現象)の評価をとおして、電子・光機能性高分子材料について考察する。
・探究ワークや自由研究をとおして、電子・光機能性高分子材料の応用(蓄電・発電デバイスを含む)について提案する。
もっと深く知りたいなら
①リチウムイオン電池について
https://ev-tech.jp/technology/battery/page005.html
②燃料電池について
https://fccj.jp/jp/aboutfuelcell.html
③導電性高分子について
http://www.s-graphics.co.jp/nanoelectronics/kaitai/cndctvpolymer/index.htm
~医学、宇宙、工業、農業、環境・・へ広がる応用~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
原子力は少量の燃料で莫大な電気を生み出すことのできるエネルギー源です。現在では太陽や風力といった再生可能エネルギーと同様に、CO2を出さない発電方式の一つとして利用されていますが、電気をつくること以外に原子力ができること、社会や人々の暮らしに役立つことはあるのでしょうか?
原子核のエネルギーは極めて高密度なため、それを扱うには高度な知恵と技術が必要であり、また特有のリスクをともなうものですが、あらゆる生命や人類は太古の時代から自然界の放射線を受けながら進化、発展してきたことも事実です。
本テーマでは、冷静に科学する目で原子力を見つめ、原子力が秘める能力・価値について、個人ワーク、対面での講義、グループワークを通じて考えます。
●原子力総合パンフレット2022年度版/日本原子力文化財団
https://www.jaero.or.jp/sogo/list/cat-03.html
●日常生活と放射線/電力中央研究所放射線安全研究センター
https://criepi.denken.or.jp/jp/rsc/knowledge/daily_life_and_radiation.html
●放射線と現代生活 ~マリー・キュリーの夢を求めて
アラン・E. ウォルター (著)、ERC出版 (2006/11/1)
参考動画
●原子力人材育成セミナー「共存する!?自然エネルギーと原子力」
https://www.youtube.com/watch?v=6wEKEgVHSck
●粒子推進&RTGで挑む「追い越せボイジャー計画」
東京都市大学(第29回衛星設計コンテスト)
https://www.youtube.com/watch?v=APkUrylZdxY
●水銀から金をつくる「原子炉錬金術」を実証する!
https://www.youtube.com/watch?v=Ri_hvhWmpdE
●原子炉で医療用RI(放射性同位元素)を生成?!
https://www.youtube.com/watch?v=RvO52RajjWQ
~身の回りの環境を調査・考察する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
大きさが5 mm以下のプラスチックをマイクロプラスチックと呼びます。マイクロプラスチックは環境に広く分布し、一部の生物の体内にも取り込まれていることが報告されています。しかし、マイクロプラスチックが環境や生態系にどのような影響を及ぼすのか、そもそもマイクロプラスチックがどこにどのくらい存在しているのか、などまだよくわかっていないことが多く残っています。
このテーマでは身の回りの環境にマイクロプラスチックが分布しているか調査し、その起源や素材について考察します。
●海洋マイクロプラスチックの採取・前処理・定量方法
中嶋亮太 ,山下麗(2020年). 海の研究29(5),129-151.
●河川水・堆積物中に含まれる マイクロプラスチックの製品特定の試み,小林俊介,岡本洋輔.片岡智哉,向高新,二瓶泰雄(2020年).土木学会論文集B1(水工学) 76(2),I-1351-I1356.
●環境省(参考リンク)
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r01/html/hj19010301.html
●アメリカ海洋大気庁
National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA)
https://oceanservice.noaa.gov/facts/microplastics.html
~自然の光を描く楽しさを発見(鉛筆によるドローイング)~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
「自然の光」には様々な様相があります。例えば、洗い立てのような光、金色の矢のように大気を貫く光などです。光は物理的な存在ではありますが、人間の周囲にある環境を介在することではじめて思考を巡らせる対象になります。人間と光の二項関係で考えるのではなく、両者の間に空間が媒介することではじめて、人間は自然を考えるようになります。
本テーマは、空間を媒介項として自然の光を描くことを目的とします。
もっと深く知りたいなら(参考書籍)
●Tohoku Lost, Left, Found 山岸剛写真集 ((LIXIL出版)) 山岸剛 (著)
https://amzn.asia/d/frVMTN4
~地域によって異なる課題を解決する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
近年,異常気象は激甚化・頻発化しており,水害・土砂災害等の気象災害をもたらす大雨や短時間強雨の発生頻度は増加傾向にある。また,地球温暖化による海水温の上昇は台風の勢力拡大に影響を与えるとされており,台風による被害拡大につながる。このような地球規模での気象災害の激甚化・頻発化に加えて,我が国では潜在的に大規模地震や火山噴火による災害リスクが高い脆弱な国土に住み,社会生活を送っている。このように,今後もさらに高まる自然災害リスクに対して,各自関心が高いテーマを設定して問題を明確にして,問題の解決方法を提案してもらいます。
●令和5年度 防災白書
https://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/r05/index.html
●国土交通省 ハザードマップポータルサイト 身のまわりの災害リスクを調べる
https://disaportal.gsi.go.jp/
●防災科学研究所
https://www.bosai.go.jp/
●J-SHIS地震ハザードステーション
https://www.j-shis.bosai.go.jp/
~種々のセンサから得られるデータに含まれる情報や知識を抽出・活用する~
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あらゆるものを思い通りに動かす技術
我々のまわりで活躍するシステムは,何らかの制御メカニズムにより動いています。制御理論の適用範囲も家電製品から化学プラント,電力システム,ロケット,人工衛星にいたるまで多岐にわたり,近年ではよりハイレベルの精密制御が要求されています。このミッションでは自律移動ロボットの経路生成手法の調査や簡単なロボットを用いた実験を通して制御技術を体験します。
データから情報・知識を抽出する技術
IT(情報技術)の進展により,データの収集や保管は容易になったものの,現状では,収集されたデータが有効に活用されていないことも少なくありません。また収集されたデータの信号処理・統計処理に基づいて診断・監視・検査を行う技術は,多くの分野において利用されています。このミッションでは,いくつかの生体データを対象とし,これらを解析することによってどのような情報・知識を抽出することが出来るのかを体験します。
●情報科学科 自動制御研究室WEBサイト
http://www.ac.cs.tcu.ac.jp/
〜深層学習を使用したデータ駆動型プログラミングの世界〜
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
最近、テレビや新聞でよく「人工知能」という言葉を聞くようになりました。人工知能は、コンピュータが登場すると
ほぼ同時に始まった研究分野ですが、特にこの10年間でめざましく進化しています。
この進化の鍵を握っているのが「深層学習」という技術です。これまでのコンピュータプログラムは、プログラマーが
色々な状況を予測してルールを作っていました。これに対して深層学習は、たくさんのデータを使って、コンピュータ自身が
ルールを学ぶ方法です。例えば、人間がなかなか説明できないような微妙な違いも、深層学習を使えばコンピュータが
理解できるようになります。
このミッションでは、実際に深層学習をプログラミングしてみて、データを分析できるシステムを作ってみます。
これは、人工知能の世界に一歩踏み込むとても興味深い経験になるはずです。
●高校数学からはじめるディープラーニング 初歩からわかる人工知能が働くしくみ/金丸 隆志 著, ISBN 978-4065194034
●高校数学でわかるディープラーニングのしくみ/涌井 貞美 著, ISBN 978-4860646028
●Pythonでプログラミングして理解する 機械学習アルゴリズム/神野 健哉 著, ISBN 978-4764906365
~フィールド調査に基づく課題発見と解決方法の提案~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
自然環境と共生した住環境計測と都市データ解析を通じて持続可能性に関する視座を身につける。
数値化した環境情報を活用し、持続可能性を定量的に読み解く。
・「数字を数値に」身体感覚と計測値を結びつける
・「体感する環境」身体スケールで捉える住環境計測
・「情報と想像力」広域スケールで捉える都市データ解析
●都市の環境設備計画/日本建築学会編(2022)森北出版(横田教授分担執筆)
~食品ロスをテーマに環境・社会・経済の複合問題を探究する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
「残さず食べなさい。」
皆さん一度は誰かに言われたことがある言葉ではないでしょうか?本来食べられるはずだったのに捨てられる食品のことを食品ロスと呼びます。食品ロスはSDGsのゴール12「つくる責任、つかう責任」でも扱われており、世界中で発生する食品ロスを2030年までに半減するという目標が掲げられています。
食べ残しや買い過ぎなど、身近なところで発生する食品ロスですが、実は皆さんが食品を手にする前の段階でも、様々な理由で多くの食品ロスが発生しています。また食品ロス問題は、気候変動、生物多様性など、他の様々な環境問題とも密接に関係しています。こうした複雑な食品ロス問題を解決するためには、個人の「心がけ」や「我慢」だけでは不十分なのです。
今回のオープンミッションでは、様々な社会課題に対して環境と経済の視点からアプローチする環境経営システム学科の学びを体験いただくために、食品ロスをテーマとした企画を用意しました。食品ロス問題を環境、社会、経済といった多角的な視点から捉え、問題が起きてしまう構造をひも解いていきます。また、食品ロスを解決するための大胆な発想、社会や業界の仕組み、ルール、思い込みを大きく変えるような解決アイデアを議論します。
●環境学部環境経営システム学科WEBサイト
https://fes.tcu.ac.jp/
●消費者庁特設サイト「めざせ!食品ロス・ゼロ」
https://www.no-foodloss.caa.go.jp/index.html
●環境省「食ロスポータルサイト」
https://www.env.go.jp/recycle/foodloss/index.html
社会における課題の調査・分析と情報デザインを探究する
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
高校生デザイネージコンテストは、高校生のグループを対象とした、東京都市大学メディア情報学部主催のコンテストです。「人を惹きつけるサインや標識(かたち)のデザイン」「コンピュータを利用した、興味を惹く標識表示システム(もの)創り」といった内容をまとめて「デザイネージ」と名づけました。
与えられたミッション(課題)に対し、大学の機材を利用してデザイネージ作品を制作し、その成果発表を行って内容を競います。制作に必要となる知識は事前の講義・講習で身につけます。なお、コンテストは「ピクトグラム部門(社会メディア学科)」と「プログラミング部門(情報システム学科)」の2部門で分かれての実施となります。
高校生デザイネージコンテストは2015年から開催しています。年によって異なる課題で作品の制作を行っています。
http://www.comm.tcu.ac.jp/designage/
利用者の視点に立った情報システムの設計・構築を探究する
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
高校生デザイネージコンテストは、高校生のグループを対象とした、東京都市大学メディア情報学部主催のコンテストです。「人を惹きつけるサインや標識(かたち)のデザイン」「コンピュータを利用した、興味を惹く標識表示システム(もの)創り」といった内容をまとめて「デザイネージ」と名づけました。
与えられたミッション(課題)に対し、大学の機材を利用してデザイネージ作品を制作し、その成果発表を行って内容を競います。制作に必要となる知識は事前の講義・講習で身につけます。なお、コンテストは「ピクトグラム部門(社会メディア学科)」と「プログラミング部門(情報システム学科)」の2部門で分かれての実施となります。
高校生デザイネージコンテストは2015年から開催しています。年によって異なる課題で作品の制作を行っています。
http://www.comm.tcu.ac.jp/designage/
~人間行動のメカニズムと社会デザインを探究する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
近年、将来の人材に期待される能力として「コミュニケーション力」という用語が安易に用いられています。そもそも人間が日々行うコミュニケーションとはどのようなものでしょうか。一体、我々は、どのような”やり方”で人間関係を構築し、日々の生活を送り、社会を構成しているのでしょうか。やり取りの事例を丁寧に観察すれば、精巧なシステムに基づく人々の実践があることがわかります。デリケートな話題を出す前に「ちょっと答えにくいかもしれないけど」と前置きすることにも、長くなった通話が終わりづらいことにも、依頼を断るときに間を置くことにも、沈黙が気まずいことにも、授業で手が挙げにくいことにも、私語をする際にも体の向きは教卓を向き続けることにも、ミーティングする際には参加者全員が向き合う席配置が好まれることにも、すべて秩序に基づく理由があります。録画・録音データにみられる人々の実践を分析し、人間が備える社会性の一端を見出すとともに、あらゆる人々の生活の基盤たる「コミュニケーション」の本質を探究します。
●デザイン・データ科学部WEBサイト
https://www.comm.tcu.ac.jp/ddprom/
〜社会で必要とされる都市開発の企画を構想する〜
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
都市開発の提案として「マンションの企画を考える」ことをやってもらいたいと思います。都市開発の企画を考える上で重要なことは、かっこいい建物を作ることではなく、その建物・空間で時間を過ごす人のことを考えることです。例えば、オフィスは、そこで働く人にどんな働き方をしてほしいか、商業施設は、そこで遊ぶ人にどんな遊び方をしてほしいか、を考えます。都市開発では、建物を作ることは単なる方法であって、その先にあるその建物での人々の生活を創ることが目的です。そのため、都市開発は、自分が作りたいものを作るわけではなく、そこに住む人々、そこに来る人々が求めているもの、求めている生活を創ることです。その土地、その地域では何が求められているかを調査・分析し、新たな生活創造の提案をしてもらいたいと思います。
●都市生活学部WEBサイト
https://toshiseikatsu-gakubu.jp/
~子どもの関心事や不思議に思うことを探究する~
ミッション動画(課題の内容紹介movie)
子どもに関する気になること・不思議に思うことを探して、じっくりと考えていきましょう!
もっと深く知りたいなら(参考書籍)
●生活リズム向上大作戦/前橋 明 (著)
https://amzn.asia/d/2GrvKuC