第3回 高校生環境活動グループ実践賞 (第17回 ISOフォーラム)
第3回高校生環境活動グループ実践賞の動画を公開しました。各高校の紹介及び受賞賞名は以下に示す通りとなります。より詳しく知りたい方は、こちらを御覧ください
賞名 | 所属高校名、グループ名 | 受賞理由 | 動画 |
---|---|---|---|
最優秀賞 及び 地域連携賞 |
岐阜県立 大垣養老高等学校 食品科学科 湧く湧く班 |
養老伝説をモチベーションとするこの活動は、独創性、地域活性化の社会的インパクトもあり、高く評価できる。しっかりとした科学的調査データに基づいた研究活動であり、地域の大学、企業、行政の研究機関と連携し、更に活動に対する地域の土産物屋さんからの期待も担っており、今後の活動の発展性が大いに期待できる。 | ○ |
学校実践賞 | 静岡県 学校法人中野学園 オイスカ高等学校 ワールドキャリアコース |
南海・東南海地震の発生が予想されている静岡県遠州灘海岸において、松枯れにより機能障害を起こしている海岸防災林の修復と再生活動を、学校をあげて実践している点が高く評価される。また、行政や地域の市民団体とも協力して里浜を守る運動を幅広く展開している点も評価される。 | ○ |
環境コミュニケーション賞 |
岡山県 学校法人山陽学園 山陽女子高等学校 山陽女子高等学校 地歴部 |
海洋・海底ゴミの問題は深刻で、瀬戸内海の学校の環境活動として高く評価される。特に、活動が地元の漁協との協働によって進められていること、単なる環境美化運動にととまらず、海底ゴミの発生抑制のための啓発活動、「海底ゴミの見える化」プロジェクトの推進など、まさに地域社会との環境コミュニケーションを実践している点が評価の対象となった。 | ○ |
審査委員長特別賞 | 青森県立 名久井農業高等学校 環境班 |
草花による水質浄化システムの技術開発と、それを使ったボランテイア活動は、着眼点の良さ、独創性、発展性もあり汎用性も高く、好活動であると評価する。「サンパチェンス」を用いた空気浄化能力は確認されているが、これを水質浄化に用いたことや、光合成の能力向上に着目したことは興味深い。 | ○ |