建設プロジェクトマネジメント特論

海外建設プロジェクトの遂行に必要なマネジメント技術並びに、国内の国際化に向けて必要となってくる実践的マネジメント技術を学ぶ。

国際建設マネジメント特論

国内プロジェクトの実態と比較しながら、国際建設プロジェクトの遂行に必要なマネジメント技術の論理を学ぶ。ODAの実態、国際建設市場の動向、WTO対応、市場開放問題、プロジェクト組織論、契約論等からなる。

国際建設契約管理特論

国際協力銀行の依頼により日本工営(株)と国内大学が作成した教育システムを用いた講義。ODA調達ガイドライン、FIDIC国際建設契約約款の各条項、入札・評価システム、契約紛争等を学ぶ。

建設プロジェクトマネジメントシステム特論

PMBOKを基盤にし、PMソフトウエア(MS Project)を活用したスケジュール管理、コスト管理、生産性管理の実践技術を学ぶ。(演習を含む)

社会基盤情報マネジメント特論

BIM(Building Information Modelling)の基礎とこれによる社会基盤施設のライフサイクルコストの観点から見た計画性向上を学ぶ。実践的な工程計画と連動したBIMシステムを実際に用いて演習を行う。

ITプロジェクトマネジメント特論

情報システムの企画・設計・開発・運営に至るプロジェクトマネジメントの知識と技術を学ぶ。さらに、各自が社会基盤整備関連産業における情報システムのプロジェクトを立案して、プロジェクトマネジメント計画の発表と議論を行うことで実践的な力を身につける。

リスクマネジメント特論

都市インフラの災害リスク照査と防災対策を講じるために、主に地震外乱を想定して以下の内容を学ぶ。
●災害の持つ不確定性について分析するための確率論。
●都市インフラのリスク照査に関する技法。
●ファイナンス理論を援用した防災投資の基礎理論・講義内容に
 即した事例解析を通して、実問題に対処できる能力。

応用数理統計特論

マネジメントを始めとして、各分野で非常に多くのデータが蓄積されてきておりその有効活用は重要なテーマである。データ処理・解釈する上で数理統計手法は必須の道具であり、その背景にある理論を理解することは結果の解釈を行う上で大変重要である。本講では重回帰分析を中心にその基礎理論から応用までを学ぶ。

注意事項:数理統計の基礎を修得していることが必要である。

社会基盤と経済分析特論

インフラの公共財としての役割と国民経済の視点からの経済分析を中心に学ぶ。まず、代表的インフラである道路事業を例にその整備がもたらす効果影響を整理する。そして、経済分析における費用と便益の考え方を示し、その計測手法、さらには、それらに基づく評価方法について示す。国内外の実例を用いてその実践力を養う。

PPP/PFI特論

民間参加型公共事業方式であるPFI(Private Finance Initiative)およびPPP(Public Private Partnerships)に関しての基本的な理解とその事業形成に携わる際に必要な基本的な素養を習得することを目的とする。講義内奥はPFI/PPPに関わる理論的背景、制度、技術的分析、財務分析、ファイナンス等の基本的考え方に加えて、いくつかの事業実例紹介を含む。

注意事項:「社会基盤と経済分析」を受講していることが望ましい。

国際コンサルティングエンジニアリング特論

国際建設コンサルタントが国際プロジェクトをどのように具体化するか、また、その実施を含めたマネジメントに関する要点と方法を実プロジェクトを交えて学ぶ。特に国内と異なる契約方式、品質及び工程のマネジメントの理解は社会基盤マネジメントを実施する上で大変重要である。本講では実務を通じて、その基礎から応用までを学ぶ。

社会基盤マネジメント特別講義 (1)

社会基盤マネジメント特別講義 (2)