

うずうずマインは、福岡県大牟田市にある地域共創拠点です。「何かやってみたい」「誰かとつながりたい」という思いを持つ人たちが集まり、新しい活動や交流が生まれる場所として運営されています。地域住民だけでなく、学生や企業など様々な立場の人が関わっており、イベントやワークショップ、対話の場などを通して、人と人とのつながりや新しい挑戦が生まれています。また、単に施設を利用するだけでなく、利用者自身が企画や運営に関わることができる点も特徴の一つです。
私がうずうずマインについて調べていて面白いと思ったことは、利用者と運営者がはっきり分かれていないところです。一般的な施設では、運営側が用意したサービスを利用することが中心になりますが、うずうずマインでは利用者自身がイベントを企画したり、活動に参加したりしながら場づくりに関わることができます。そのため、人とのつながりや新しい挑戦が生まれやすい環境になっていると感じました。



また、うずうずマインは「完成された施設」ではなく、人の活動によって少しずつ変化していく場所でもあります。施設そのものよりも、そこで生まれる対話や交流を大切にしている点が印象に残りました。人が集まり、関わることで新しいアイデアや活動が生まれていく様子は、地域共創の面白さを感じられる部分だと思います。
木村先生へのインタビューでは、うずうずマインから生まれた活動の中でも「会議シンギュラリティ」というプロジェクトが特に象徴的な事例として挙げられました。企業との協働から生まれた取り組みであり、うずうずマインが単なる交流の場にとどまらず、新しいプロジェクトや価値創出につながる場であることが分かりました。
私は普段、都市の中の居場所や、人が安心して過ごせる空間に興味があります。うずうずマインを調べる中で、居場所とは単に休憩できる場所ではなく、人とのつながりや新しいことに挑戦するきっかけが生まれる場所でもあるのだと感じました。

現在、うずうずマインは新しい拠点での活動も進めています。木村先生によると、これからは個人の挑戦を支援するだけでなく、地域で活動する人同士がつながり、地域そのものが変化していくための「推進力を生み出す場」を目指しているそうです。地域の人が自然と地域や社会に関わりたくなるような体験や対話を生み出していくという考え方は、ソーシャルデザイン研究室で学ぶ「共創」や「リビングラボ」の実践そのものだと感じました。
うずうずマインは、地域の人たちが主体となって場をつくり、育てていくプロジェクトです。人と人とのつながりから新しい挑戦が生まれ、それが地域の変化につながっていく点に、このプロジェクトの大きな魅力があると感じました。
文責:佐藤夏帆