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9月3日 都市生活学部イベント「『誰もがデザイナーである』とはどういうことか?」

2026年9月3日、SHIBUYA QWSにて、東京都市大学都市生活学部イベント「『誰もがデザイナーである』とはどういうことか?―エツィオ・マンズィーニ氏 特別来日・基調講演」を開催します。

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都市生活学部は、工学、社会学、経済学、文化研究、都市計画、デザインなど、個別の専門領域だけでは捉えきれない都市の課題に対し、「都市」と「生活」を基点として、社会・経済・文化・空間・技術を横断的、統合的に探究することを目指して設立された学部です。

今回招聘するエツィオ・マンズィーニ氏(※)は、もともとマテリアルデザインを専門として研究を始め、その後、持続可能性、地域、公共サービス、コミュニティ、ソーシャルイノベーションへと研究対象を広げてきました。近年は、「誰もがデザイナーである」という考え方や、一人ひとりが自らの生活や人生を形づくる営みを捉える「ライフプロジェクト」という概念を提唱しています。

人々が日々の暮らしのなかで、自らの価値観や可能性に向き合い、他者と関わりながら、新しい生活や地域のあり方を形づくっていくこと。その営みが具体的に生起する場として、地域や都市を捉えるマンズィーニ氏の問題意識は、都市生活学部が目指してきた学問的方向性と深く重なります。

そこで本イベントでは、都市生活学部が設立された背景と意義、マンズィーニ氏の研究と都市生活学との共通性、そして、都市生活学を基盤として社会の仕組みをデザインすることの今日的意義を提起します。

そして、グローバル都市・渋谷を実践の拠点として、国内外の研究者、自治体、企業、市民による知見や実践を接続し、人口減少、少子高齢化、孤独・孤立、生きづらさなどの課題に向き合いながら、社会変革を生み出していくための教育・研究のあり方を、登壇者および参加者とともに考えます。

エツィオ・マンズィーニ Ezio Manzini
30年以上にわたり、持続可能性のためのデザイン領域で研究・実践を続ける。近年は、公正で エコロジカルな移行に向けたソーシャルイノベーションに注力している。こうした問題意識の もと、15年前にDESIS ネットワーク(https://www.desisnetwork.org)を設立。DESIS は、デザイン スクールによる国際ネットワークとして、持続可能性のためのソーシャルイノベーションに関わるデザイン活動を展開している。2024年にはデザイン研究に関する国際学会Design Research Society より生涯業績賞を受賞。現在、 DESIS ネットワークのプレジデントであり、ミラノ工科大学の名誉教授を務める。これまで世界 各地のデザインスクールで客員教授としても活動してきた。本書のほか、主な近著に『Politics of the Everyday』 (Bloomsbury、2019年/邦題『日々の政治 ソーシャ ルイノベーションをもたらすデザイン文化』BNN、2020年) 、『Livable Proximity』 (Egea、2021年/邦題『ここち よい近さがまちを変える―ケアとデジタルによる近接のデザイン』X デザイン出版、2023年)、ミケーレ・ ダレーナとの共著『Fare Assieme, Una nuova generazione di servizi pubblici collaborativi (ともにつくる: 協働型公共サービスの新世代)』 (Egea、2024年/日本語未訳)がある。