骨格解析技術を利用した姿勢解析

姿勢解析グループでは、骨格検出技術のオープンソースライブラリOpenPoseを用いて姿勢解析に関する研究を行っています。OpenPoseとは、画像・動画からリアルタイムで骨格を検出する機能です。骨格内の各ポイントを画像から取得し、それらの座標を出力します。動画をリアルタイムに解析できるほか、複数人同時解析も可能です。  
これまでに行われた姿勢解析に関連する研究は以下があります。
ダーツ未経験者やスコアを上げたい人向けに、腕の位置や高さを解析し、ダーツの投げるときの最適なフォームの調査  
首と鼻の座標を画像から解析し、ストレートネックを発症しているか否かを判定するWebシステムの開発  
手話の動作を数値化し、学習者が自己の動作を客観的に確認できるようにするための調査  
これらの研究は、Open Poseによる姿勢解析がスポーツや教育など多様な分野で応用可能であり、今後もさらなる発展が期待されます。  


図1. ダーツ時の姿勢解析

図2. 首の傾きを鼻と首から計算

図3. 手話動作の解析