阿蘇でドローンを活用した地形測量を実施しました

詳細な地形判読を行うためには高精度の地形測量を実施し,地形表現図を作成する必要があります.当研究室では阿蘇火山(熊本県)を構成する高岳北東斜面を対象に,ドローンを利用したレーザー測量を毎年1月に実施しています(図左).この測量結果から作成される地形表現図を基に崩壊地形の判読を行うとともに,微地形の経年変化量を計測しています.また,調査地の切土斜面では霜柱による凍上で,斜面を構成する火山灰質土層が道路上に崩落します.このプロセスを把握すべく,タイムラプスカメラの設置や(図中),土質を評価するため原位置試験(図右:透水試験)を行いました.(調査期間:1月19日〜1月22日)

2025年01月22日