帝京大学文化財研究所が主導するプロジェクト「シルクロードの国際交易都市スイヤブの成立と変遷-農耕都市空間と遊牧民世界の共存-」の一環として,変動地形の調査を7月24日から8月1日にかけて実施しました.昨年に引き続き実施された調査の結果,世界遺産アクベシム遺跡近傍にある活断層の1000年あたりの平均変移速度は2 mと推定されました.今回の調査には岡山大学の松多信尚先生とその学生も参加しました.また,アクベシム遺跡から出土した遺物の整理を実施している帝京大学文化財研究所の先生方には,当研究室のゼミ生らが遺物の分類や保存について学ぶ機会も設けていただきました.
