林野火災経験斜面での崩壊地調査を実施しました

近年,日本各地の山地斜面で林野火災が発生しています.こうした林野火災を経験した斜面では,数年かけて根茎の緊縛効果が低下することにより,表層崩壊が発生する可能性が高まります.実際,宮城県利府町の丘陵地では,1983年に大規模な林野火災が生じ,1986年の豪雨で多数の表層崩壊が発生しました.2026年3月9日から12日にかけて,この丘陵地を対象に地形・土質・地質調査を実施し,表層崩壊発生プロセスを復元のためのデータを収集しました.研究室の院生・学生たちは,ドローンを活用したレーザー地形測量,土層検査棒や簡易貫入試験機そして簡易透水試験機を用いた現位置での土質試験,ピットを作成した土層観察などに取組みました.この成果は9月に群馬県で開催される日本地すべり学会研究発表会にて公表する予定です.

2026年03月11日