■ジオアーケオロジーへの挑戦

中央アジアのキルギスにおいて考古学者とともに世界遺産アク・ベシム遺跡の調査を進めています.これまでにアク・ベシム遺跡周辺の地形分類図をリモートセンシングとフィールドワークのデータから作成してきました.その結果,多数の城郭遺跡が地形境界上に立地することが明らかとなりました.この遺跡では地震によって変形したと考えられる城壁も発見されました.私たちは地盤工学研究者とも協働して城壁の変形プロセスについて研究を進めています.
【参考】佐藤剛ほか(2018)中央アジア・チュー川盆地の地形分類図を基に検討した中世都市遺跡の立地特性,地図,56(2),4-12.

2023年10月03日