研究室の内容
コンクリートは、耐久性・経済性に優れた材料で、かつては「メインテナンスフリー」と呼ばれた材料です。しかし、「メインテナンスフリー」という考えは現在では改められ、コンクリートも定期的に検査し、維持管理しなければなりません。本研究室では、「コンクリートを強く、永く、安全に使う」をスローガンに様々な研究を精力的に行っています。
現在の研究内容は、
@硬質発泡ウレタンを用いた電柱耐震化策の検討
A変状可視化シートの構造物への適用性
BMDT工法を用いた加熱されたコンクリートの強度推定の検討
Cマイクロバブル水を用いたコンクリートの基礎特性
D自己治癒材を添加したPCMのひび割れ閉塞特性
です。
構造物の安全性に関して、常に実務に有用であることを想定して、様々な研究・開発を行っています。
研究室の横顔
4年次初めに、卒業研究テーマを決定し、1年間を通じて遂行していきます。卒業研究に従事する1年間では、3回程度の中間発表会、年度末の卒業研究発表会を実施しています。また、学外の公の研究発表会に積極的に投稿し、1年間の研究成果を発表しています。卒業研究には、自主的に取り組む積極性と地道に問題解決していく持久力が必要です。また、卒業論文をまとめる上で必要なコンピュータソフトの操作法、Webの効率的な利用法、プレゼンテーション方法などを身につけることができます。
研究室紹介(PPT)
主な就職先(最近の就職先を記します)