2022年度の事例研究配属(3年生)のための横井研究室の紹介スライドを掲載しました。
今回発表参加した国際会議PLANS 2018は、先進的な位置特定技術に関する専門家組織であるION(The Institute of Navigation)が、IEEE(米国電気電子学会)と共同して開催している国際シンポジウムです。今回の参加者数は専門家411名で、tutorial
seminar 1日と、4トラック並行の発表が3日間行われました。屋内ではGPSは用いることはできず、しかし用途は広範なため、最近特に様々な手法の研究開発が進んでいます。その中で、本研究は、低コストと高精度の位置推定(人体サイズ)を可能とした内容であり、よく練られた論文であり、防災分野でのとても重要な論文であるとの評価を得ることができました。
既存の無線LANの微弱電波を活用することで、低コストでありながら、GPSではほとんど不可能な屋内での高精度位置推定(約1m程度)を可能とする本技術は、微弱電波を含む多数の信号の特徴を活用しているため、エレベータの中にいることも検知が可能です。また、高層ビル内や駅構内などの屋内施設において、避難者の現在位置を把握して迅速な誘導・救助支援・安否確認を可能とします。平時には、顧客が近づいたときにタイムセール等の情報を届けるなど、便利で快適な生活の支援も可能となります。
(参考) ION: The Institute of NavigationIONは、先進的な位置特定技術に関する専門家組織(利益を目的としない)で、構成員は、航海士、工学者、物理学者、数学者、天文学者、地図製作者、気象学者、教育者、測地学者、測量技師、航空パイロット、船員、ほかから成る。組織メンバーとしては、企業、軍、政府機関、科学研究所、大学、訓練機関、コンサルタント会社などを含む。国際技術ミーティングの一つに、PLANS
(Position Location and Navigation Symposium)があり、誘導技術に関する最新情報を共有するために開催される。
Yokoi Lab.のホームページを更新しました。
今後、プログラミング教育・研究の紹介を、静止画・動画・プログラムで紹介してゆきます。
LINE株式会社が主催する「LINE BOT AWARDS」のプレゼンテーション・審査を行うFINAL STAGEが2017年3月18日に行われ、メディア情報学部 情報システム学科の 川﨑 健司 君(4年)、石井 翼 君(3年)、小野 祐輔 君(3年)からなるチーム451Labが作成した「OneNightWerewolf Bot」が、ゲーム部門賞を受賞しました。「LINE BOT AWARDS」は、LINEのchatbot開発促進およびユーザーへの普及を目的に開催されているものです。今年は国内外から815作品の応募があり、当日は最終候補24作品によるプレゼンテーションと審査が行われました。受賞作品は、心理戦ゲーム「人狼」の面白さを変えずに、少人数で手軽に遊べるようにしたワンナイト人狼のゲームの進行をすべて行ってくれるLINEBotです。
(写真: 左から、小野 祐輔 君、川﨑 健司 君、石井 翼 君)
関連リンク
大会のサイトhttps://botawards.line.me/ja/ 決勝生放送のアーカイブhttps://live.line.me/channels/355092
YouTube 作品動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=UrOdNShx5q4 作者による解説スライド(mp4)こちら