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卒業研究への心構え・卒業論文提出について

卒業研究への心構え・卒業論文提出についてを読んでください。

原稿の書き方、プログラミングなどについて

中間発表・卒論・学会等の原稿の書き方

  1. 最初から文書を書かず、まずは全体の大枠を作る。章構成を決め、その中での流れを決めて箇条書きで埋めていく。文章にするときはあとで箇条書きの内容を文章化する。
  2. 基本の流れは
      はじめに→構造あるいは検討内容→結果・考察→まとめ
    のようになる。「はじめに」と「まとめ」を読み、途中の図面を読んだら、ほぼ理解できるように書く。つまり、「はじめに」には背景・目的と行った内容(結果はまとめに書くから不要)を書く。「まとめ」には行った内容と得られた結果(具体的数値も)を書く。
  3. 図面はその図を見ただけで何を行った結果なのかわかるように書く。軸の意味・単位、必要に応じて図中の着目部分に矢印を入れて短く説明を入れる。図のタイトルは、その図面を表すように短い文章で書く。必要に応じてパラメータなどの不足情報を括弧で入れる。
  4. Word, PowerPointに図面を貼るときは、メタファイル(ベクトルデータで、拡縮しても解像度が落ちない画像形式)を使う。具体的には、例えばExcelのグラフを貼り付けるときは、Excelでグラフをコピー(Ctrl+C)し、貼り付け先で、「ホーム」→「貼り付け」→「形式を選択して貼り付け」で「図(拡張メタファイル)」を選ぶ。
  5. 参考文献の書き方は
    ・平野 拓一, "電磁界シミュレータ利用の勘所 ―境界条件と励振モデル―," 電子情報通信学会論文誌 C, Vol.J101-C, No.10, pp.381-388, Oct. 2018. (招待論文; OpenAccess)
    ・T. Hirano, "Relationship between Q factor and complex resonant frequency: investigations using RLC series circuit," IEICE Electronics Express, Vol.14, No.21, pp.20170941, Nov. 2017. (Open Access)
    のようにする(論文誌などへの投稿の際は、その論文誌のフォーマットに従う)。
報告書・卒論の書き方(YouTube説明動画), Excelでのグラフの描き方(YouTube説明動画)

プレゼン用パワーポイントの作り方

ppt_template.pptx
詳しい説明は上のパワーポイントのテンプレートファイル内に書かれています。

プレゼンの方法・注意

  • 【説明について】
    原稿を読みながらプレゼンをしない(考えて話していないので、聴いている聴講者はつまらない)。全てのセリフを覚える必要はないが、必要最低限伝えるべきこと、順番は覚えておき、できる限り聴講者の方を見ながら大きな声で、理解してもらえるような速度でゆっくり説明する。
    アナウンサーやナレーターの仕事をしてるわけではないので、流暢である必要はないし、英語の発音も綺麗である必要はない(望ましくはあるが)。それよりも、聴講者に興味を持ってもらい、理解してもらえることが重要。
  • 【ポインタでの指示について】
    レーザーポインタ(昔は指し棒)で説明している場所を指し示しながら説明する。特に図面やグラフの説明ではどこのことを説明しているのか明確に示すことが重要。
    オンラインやハイブリッド講演の時はオンラインの人も見えるようにPowerPointのレーザーポインタ機能を用いる必要がある。また、現地のみの場合でもマルチスクリーンの場合はどの画面を見てもわかるようにPowerPointのレーザーポインタ機能を使うことが望ましい。
  • 【時間配分について】
    時間は与えられた発表時間ぴったりに終えるのが望ましいが、少なくとも超えないようにする。超えた場合は講演全体が延びてしまい、あとに続く講演者に迷惑がかかる。失敗して時間オーバーになってしまったら、後のスライドは説明を控えて一瞬見せるだけにとどめ、すぐにまとめのスライドを表示して講演を終える。
    時間オーバーはいけないが、少なすぎるのはやる気がないと思われる。短すぎるならば、事前に背景や原理説明を増強して準備すべきである。少なくとも与えられた講演時間の90%の時間は使うようにする。(熟練してきた人が事前練習時間がない場合は、付録のスライドをいくつか用意しておき、余った時間でそれらの説明をすることもある。)
  • 【質疑応答について】
    相手が聞きたい内容を正確に理解してから回答する。聞こえなかった、理解できなかった場合はしっかり聞き返してまず理解する。内容が理解できなかったら正直に理解できない、調査・勉強不足でわからないと回答する。わからないのに知ったかぶりはしない(知ったかぶりしているのはよく分かって、わからないと言うよりも非常に恥ずかしい)。わからないと回答したらすぐに自分で調べ、その後指導教員に確認して二度と同じ回答をしないようにする(少なくともこの部分のみは成長でき、これを繰り返せば、かなりの専門家に近づくはず)。

プログラミングについて

 プログラミング言語は、それ自体(言語)を研究している場合でない限り、単なるツールにすぎない。「C言語は習ったけど、MATLABはできません。」などということは基本ない。なぜならば、プログラミング言語を習うということは、処理の方法(アルゴリズムという)を学ぶことであり、処理の方法は全言語で共通(似たようなもの)だからである。if文, for文などの文法は言語によって少々違うが、それは言語のマニュアルを調べればいいだけ(今の時代はGoogleで検索するだけ)である。
 情報を処理するには値を保存する変数代入比較条件分岐(if文)繰り返しループ(for文、do文、while文等)ループからの抜け出し(break文)があれば十分で、どのプログラミング言語もこの機能を備えている。つまり、アルゴリズムをしっかり学び、少しの応用力があったら(処理する方法は一意ではなく、自由度があるが)、基本的にどの言語でも楽々使えるはずなのである。
C言語プログラミング
応用プログラミング(2)

関連学会と検索サイト

昔、電子化されていない時代はその年の論文誌に年間の論文のキーワード一覧が掲載されていいたので、図書館に行っていろいろな年の12月号を調べた。
その後、電子化が進むと、図書館の専用サイトで調べるようになった。今ではGoogleなどの検索でほとんどのものが検索できるようになっているので、Googleを用いて検索してもよいが、不用な情報も多いので、信頼性の高い記事だけを検索したいときはいくつかの関連学会(あまり数は多くないので)のサイトで調べるのがよい。
学会の論文も間違いが全くないことはないが、専門家がピアレビュー(査読)をしているので、インターネットサイト上の情報よりははるかに信頼できる。参考文献を探すときは学会誌(解説記事)や論文を優先的に選ぶようにすると良い。
ただし、ほとんどが有料の記事である。大学は契約しているものが多いので、学内IPアドレスでアクセスすると閲覧できる場合が多い。それでも閲覧できないものがあり、見たい場合は図書館サイトから依頼する方法がある。

学会関係の文献には次のようなものがある。
・本・・・通常は100ページ以上あり、内容がまとまっている。査読はないが、通常はその分野で活躍している人が書くので信頼性は高い。
・Magazine(学会誌)・・・論文よりも少し一般向けに書いた記事で、論文よりは読みやすい。新規性よりは、その分野を勉強するための概要の記述に主眼を置いている。記事のチェックは入るが、査読ではなく、校閲という。
・Paper, Journal, 論文・・・主に新規性のある研究の論文。新規性が少なくても実用的な有効性のあるものが掲載されることもある。通常、2名以上の査読者による査読(ピアレビュー)が行われるので、信頼性はかなり高い。
・国際会議・国際学会・・・査読があることが多いが、論文よりは信頼性が低い。
・研究会・・・査読はないが、国内学会よりはより専門的に詳しく、少人数で開催する。技術内容および人の交流も目的。
・国内学会・・・国際会議と同様の国内版。研究者同士の交流とその場での意見交換が目的でもある。