本研究では、動画配信サービスの普及に伴い需要が高まる複数言語混在歌詞に対し、自動で歌詞の一括取得と翻訳を行うシステムの開発に向けた技術調査を行った。Genius API(LyricsGenius)を用いた歌詞自動収集と、複数言語混在歌詞の単一言語翻訳における4つの翻訳ツール(DeepL、Google Translate、GPT-4o mini、GPT-4o)の比較検証を実施した。
102フレーズの歌詞データを用いた主観的評価および類似度評価の結果、GPT-4oが主観評価4.15点、コサイン類似度0.856と最高スコアを記録した。(表1)複数言語混在時の自動検出能力やニュアンスの再現性において優れた性能が確認され、システムへの導入に最適であると結論付けた。今後は、歌詞取得から翻訳までを一括で行うWebシステムの構築を進める。

表1 各翻訳サービスの数値の平均値
