■展覧会
子供達が描いた絵をグランド内に展示した。絵には、子供の視点からみたカトマンズの日常の様子が描かれていた。コンポストを描いている人もいれば、
鼻に手をあてて迷惑そうな顔を描いているもあり、今のカトマンズにおける身近な環境問題が描かれていた。また、各自が書いた絵を子供達自身でわかりやすく説明してくれたためとても好感がもてた。
■植林チェック
前回のプログラムで校庭に植林した木のチェックを行いました。1チーム1本ずつ植えた苗のほとんどは、大きく育っていました。子供たちは、National
Collegeの学生とともに、一生懸命世話をしていたようです。
■プログラムエバリュエーション
12:30〜13:30、Brenda先生、後藤先生、Gopal先生、Prabhat小学校の先生方、NationalCollege学生、武蔵工業大学学生で、プログラムエバリュエーションを行いました。Prabhat小学校での環境教育プログラムの実施は第二回目となりましたが、今まで全体ミーティングは行っておらず、互いの意見を交換し合う初めての機会となりました。
プログラムエバリュエーションは、Prabhat小学校のShresta校長先生挨拶で始まり、今までの反省と今後の改善点について約40分のディスカッションをおこないました。ディスカッションでは互いの意見を交換でき、とても有意義な時間をすごすことができまた。Prabhat小学校の先生、National
Collegeの学生、武蔵工業大学の学生それぞれから、プログラムの問題点・プログラムに対する意見が多く出ましたが、根底にある解決すべき問題点はコミュニケーション不足にあると思いました。このプログラムをより発展させていくためには、Prabhat小学校、National
College、武蔵工業大学が、それぞれ積極的にこのプログラムについて考え、意見を交換することが大切です。また、プログラム実施のための基礎情報の共有化も重要です。誰がイニシアティブをとってプログラム設計するのか、どのようにコミュニケーションをとっていくかを明確にすることが、今後のプログラム実施の鍵になると思いました。
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■プレゼンテーション準備

プレゼンテーションにむけて生徒たちは、リハーサルを行いました。 生徒たちは、アドバイスを受けながらみんなにわかるように、大きな声でゆっくりと発表するように練習していました。
どのチームも真剣にプレゼンテーションにむけて準備をしていました。
■プレゼンテーション
8日に行ったゴミ調査、分別、測定を各5ヶ所(学校、公園、商店街、住宅街、川)ごとに情報の共有の為に
プレゼンテーションを行いました。 内容はゴミ調査で判った燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶、ビン、ペットボトル、プラスチックバック、その他のゴミの結果と、各グループで考えた、「自分達で出来るゴミの減らし方」を発表しました。「自分達で出来るゴミの減らし方」で出てきたアイディアはマイバックを使う、ビンのリユースを行う、ゴミの分別をするなど様々なアイディアが出てきました。子供達は普段とは違う表情で、緊張している様子でした。今回の環境教育の集大成として良かったと思います。
■事後アンケート
子供達のプレゼンが終わった後に環境教育のプロジェクト全体の事後アンケートを行いました。2回行っていることもあり、ネパール人のパートナーに訳してもらってスムーズに終えることができた。最後に子供達に直接「今回のプロジェクトはどうだった?」と直接聞いてみたら、「とても楽しかった!」「次もぜひやってほしい、絶対来年も来てね!」
というポジティブな意見がたくさん聞けてうれしかった。 アンケートが終わり次第、自由に子供達とふれあって楽しい時間を過ごした。
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