■バイオガスプラントな一日
バイオガスプラントの視察を行いました。前に書いたようにネパールの一般的なエネルギーは薪です。しかし、ここの地域では牛糞を燃料としたバイオガスを利用することができます。バイオガスプラントはメンテナンスフリーで20年は使えるため、経済的にも薪を買うより良いです。また、今まで木を切って薪を作りその薪を燃やしていた時間を節約することができるために、労働力を農業や家事などに注ぐことができます。政府からの援助によりプラントは今後3年で家庭に1台普及するすると予想されています。
しかし、家庭調査を行ってみると工事業者が放置してしまったり、設置が上手くいっていない家庭もあるなど問題が明らかになった家庭もありました。
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■家庭調査
今日の家庭調査はバイオガスプラントに関して行いました。ネパールに来るまでは、バイオガスプラントについてはほとんど聞いたこともなかったです。しかし、ここチトワンではバイオガスプラントは生活するうえで、大切なものになっていました。家事に利用する火力エネルギーのほとんどは、このプラントから使っているそうです。

以前は家事には薪を利用していたため、お金も労働力も非常に負担となっていました。しかし、バイオガスプラントが出来たことで、それらの負担が減り家事や農作業等に当てる時間が増えたそうです。 冬の時期はガスの量が足りないこともあるそうですが、それ以外はバイオガスプラント一つで家庭で必要なエネルギーを賄えるそうです。
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