奨学金入学後、学業を支えてくれる各種奨学金制度についての情報です。

特待生制度について

経済的援助を必要とする学生に対して、奨学資金を貸与(卒業後、無利子または利息付きなど、所定の方法で返還するもの)、あるいは給費(卒業後に返還する必要のないもの)する制度です。
現在、本学には数種類の奨学金制度があり、毎年4月上旬からポータルサイトを通じて募集案内を行います。奨学金制度に関する相談は、各キャンパス学生支援課で行っていますので、趣旨をよく理解し、積極的にご活用ください。

特待生制度 一般選抜・前期(2月1日~2月3日)対象

本学の建学の精神「公正」「自由」「自治」のもと、豊かな人間性とあふれる創造性を備えた21世紀を担う将来有為と成り得る人材育成を目的としています。特待生には「1年次から4年間の授業料を全額免除(入学金、後援会費および校友会終身会費分納金は除く)」の特典が付与されます。入学試験の結果、この制度の対象となった方には合格通知と共に特待生候補者になった旨をお知らせします。特待生制度の概要は下記のとおりです。

対象学部 全学部
特待生の特典 1年次から原則として4年間の授業料全額免除
(入学金、後援会費および校友会終身会費分納金は除く)
特待生候補者 一般選抜・前期(2月1日~2月3日)の各学部の成績上位者を対象

※2025年度入試実績 [計52名]
理工学部 : 21名 建築都市デザイン学部 : 6名
情報工学部 : 6名  環境学部 : 6名  メディア情報学部 : 6名
デザイン・データ科学部 : 3名  都市生活学部 : 1名 人間科学部 : 3名


本学独自の奨学金制度(学部・大学院生対象)

奨学金名称 採用条件 金額(年額) 採用期間 募集時期
五島育英基金奨学金 学業・人物ともに優秀で模範的な2年生以上の学生 100,000円(給費) 1年間 公募せず
東京都市大学後援会緊急奨学金 家計が急変し、修学が困難な学生 半期授業料全額(貸与) 半年間 前学期分は5月頃
後学期分は11月頃
(募集説明会に要出席)
大学院研究科奨学制度
(大学院生のみ対象)
学力、人物ともに優秀な学生 授業料半額免除
(特に優秀な学生は全額免除)
最短修業年限
(継続審査あり)
学部3年次の3月
該当者に対し通知
今泉奨学金
(大学院総合理工学研究科のみ対象)
学力、人物ともに優秀な学生 300,000円程度(給費)
※年によって変動あり
最短修業年限
(継続審査あり)
公募せず
佐野利秋 国際交流奨学金
(総合理工学研究科 建築都市デザイン専攻の外国人留学生のみ対象)
学業、人物ともに優秀なアジア地域からの私費外国人留学生 授業料半額免除 1年間 6月
桐華奨学基金
(都市生活学部、人間科学部のみ対象)
勉学意欲があり、かつ経済的事由により修学が困難な学生 授業料半額給付(上限) 1年間 9月

高等教育の修学支援新制度

経済的に修学困難な修学意欲のある学生の「学び」を支援する制度です。
住民税非課税世帯およびそれに準ずる世帯の学生は以下の修学支援の対象となります。
・授業料などの減免(授業料と入学金の免除または減額)※多子家庭含む
・給付型奨学金(原則返還が不要な奨学金)

なお、制度や支援の詳細については、日本学生支援機構(JASSO)ホームページおよび進学資金シミュレーターで確認してください。

日本学生支援機構ホームページ

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/kyufu/index.html

日本学生支援機構 進学資金シミュレーター

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/document/shogakukin-simulator.html

高等教育の修学支援新制度


日本学生支援機構奨学金

この奨学金は、優秀でありながら、経済的理由により著しく修学困難な学生に貸与するものです。毎年4月上旬に公募します。詳細については、ポータルサイトなどで周知しますので必ず申請を希望する学生は確認をしてください。

奨学金の種類 採用の種類 学年 学力基準 貸与月額 採用期間
第一種奨学金
(無利息)
定期採用 1年次 高校時評定平均値3.5以上の者 〈自宅通学者〉
20,000円、30,000円、40,000円、54,000円
〈自宅外通学者〉
20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円
最短修業年限
2年次以上 学科内での席次が1/3以内 最短修業年限
緊急採用 全学年 平均水準以上 採用年度末
第二種奨学金(利息付) 定期採用 全学年 平均水準以上最短修業年限で卒業が見込める者 20,000円から120,000円までの1万円単位の金額のなかから選択 最短修業年限
応急採用

※ 緊急採用(無利息)・応急採用(利息付)について
家計支持者(父・母または父母がいない場合、これに代わり家計を支える人)が失職・離別・破産・倒産・病気・死亡または火災・風水害により緊急に奨学金が必要になった場合、随時申込ができます。


地方自治体・民間育英団体による奨学金

地方自治体や民間育英団体の奨学金のうち、大学に募集依頼のあるものに関しては、その都度掲示板・ポータルサイトにて周知しますが、独自の方法により募集している奨学金もあります。地方自治体による奨学金のほとんどは独自に募集をしています。直接出身地の教育委員会などに照会してください。

団体名
地方自治体 福島県、茨城県、石川県、山口県、神奈川県川崎市、沖縄県 ほか
奨学財団など(貸与) (公財)日本通運育英会、(公財)交通遺児育英会、(一財)あしなが育英会、(公財)中部奨学会 ほか
奨学財団など(給費) (公財)高村育英会、(公財)小田急財団、(公財)小林育英会、(一財)守谷育英会、(公財)信濃育英会、(一財)福岡育英会、(公財)日揮・実吉奨学会、(公財)オーディオテクニカ奨学会、(公財)オリエンタルモーター奨学財団、(公財)中村積善会、(一財)村上奨学財団 ほか